講談社+α文庫<br> 「エンタメ」の夜明け―ディズニーランドが日本に来た日 (新装版)

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講談社+α文庫
「エンタメ」の夜明け―ディズニーランドが日本に来た日 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062816137
  • NDC分類 689.21
  • Cコード C0195

出版社内容情報

東京ディズニーランド誕生秘話。エンタテインメント・ビジネス草創から、テーマパークビジネスの隆盛を築いた男たちの痛快ストーリー小谷正一氏、堀貞一郎氏という2人のプロデューサーを軸に、日本のエンターテインメントビジネスの草創期から、東京ディズニーランド誕生までを追うノンフィクション。
2人が魅せられた、ウォルト・ディズニーという巨人にもスポットを当てながら、究極のテーマパーク招致に奔走し、成し遂げるまでを描きます。

エンタメ業界黎明期、ラジオでもテレビでも万博などのビッグイベントでも、手探りで市場を切り拓いてきた男たち。その彼らの心を捉えて離さなかった、ウォルト・ディズニーの偉業。彼らの思いが、やがて世界を席巻する「テーマパーク」というビジネスとして花開きます。ときに破天荒に、ときに緻密に、「夢」を形にしていく姿は、まさに痛快。物語として楽しめるだけでなく、あらゆるビジネスマンに勇気とヒントを与える一冊です。

馬場 康夫[ババ ヤスオ]
著・文・その他

内容説明

ウォルト・ディズニー、小谷正一、堀貞一郎―見えない因縁の糸で結ばれた日米3人のプロデューサーたち。東京ディズニーランドはいかにして誕生したのか。したたかでウイットに富んだ男たちの「戦い」が、日本のエンターテインメント・ビジネスの夜明けを告げた―。

目次

1 史上最大のプレゼン
2 ディズニーを呼んだ男
3 パッカードに乗った次郎長
4 黒い蝶
5 世界の国からこんにちは
6 祭りのあとさき
7 ウォルト・ディズニー
8 利権の海
9 白いキャンバス

著者等紹介

馬場康夫[ババヤスオ]
1954年、東京都に生まれる。大学卒業後、同級生たちとホイチョイ・プロダクションズを設立。1981年に「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載『気まぐれコンセプト』を開始。以降、「カノッサの屈辱」「東京上級デート」などのテレビ番組の企画や、『東京いい店やれる店』(小学館)などの書籍企画に携わる。1987年に『私をスキーに連れてって』で映画監督デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆずぽん

22
ディズニーランド招致に尽力した人達の話。時代背景もあったのだろうけれど、苦しくも楽しくワクワクと仕事をしている姿が目に見える様でした。ひらめきと情熱、そして努力 で築いてきたエンタメの世界、とても面白い1冊でした。一般公開の前にスポンサー(コカ・コーラ)による招待で来園し、1日があっという間に終り、興奮がいつまでも続いていたのを思い出しました。凄いお祭りだったなぁ・・・2023/07/06

エディン

10
アメトークの読書芸人で紹介されていた本。ディズニーランドの誘致で、三菱が富士山の裾野を、三井が浦安の埋め立て地を推してプレゼンを行った。三井側のプレゼンをしたのが電通の掘貞一郎この本の中心人物である。テレビの始まりから書かれているので、子どもの頃見ていたテレビのコマーシャルや番組、万博がとても懐かしい。今のように組織が大きくない時代には、1人のエネルギーがいかに社会を動かしていったかが分かる。2023/09/02

ショーリ

6
ホイチョイ関連で以前から気になっていたのだけど、Twitterで田中泰延さんがオススメしているのを見て、 「いま読まなきゃ!」とすぐ購入した一冊。日本にディズニーランドを招致した2人の日本人と、ウォルト・ディズニーについての熱いエンターテイメントの物語。「そんなドラマみたいなことが本当にあったの?」と思うほどのやりとりに、そしてとてつもない功績を残しているのに、生涯裏方を貫いた2人に尊敬の念しかない。たくさんの人たちの努力と熱意のおかげで、僕たちは最高のエンターテイメントを体験することができているのだ。2018/03/06

mkt

5
ランドは世界2位の年間入場者数。シーは世界4位。ディズニーで10位中8個を占めている/ディズニーランド成功の要因①徹底した顧客目線(例:水飲み場に180度反対にノズルをつけている。乾き切ったのどを潤す表情を親子で見れるなんて最高のエンタメだから)②器となるテーマを既知の「ご存じモノ」にしてそこに自分なりのクリエイティブを盛り込み演出している(例シンデレラ、ピノキオなど)/創作とは記憶である:黒澤明/エンタメの基本は模倣/クリエイター、プロデューサーは黒子に徹する/ 20211201読了 237P 15分2021/12/01

maca339

4
史上最大のプレゼン→1974年12月1日。 オリエンタルランドは様々な可能性を検討し、最終的にディズニーランドを誘致するのが一番ということになった。(p14 ディズニー一行は帝国ホテルに泊まる。 プレゼンしたのは、電通の堀貞一郎。のち、ホーンテッドマンションの主人役の声を務める美声の持ち主。2024/03/24

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