講談社+α文庫<br> ヤクザ崩壊 半グレ勃興―地殻変動する日本組織犯罪地図 (新装版)

個数:
電子版価格
¥869
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

講談社+α文庫
ヤクザ崩壊 半グレ勃興―地殻変動する日本組織犯罪地図 (新装版)

  • 溝口 敦【著】
  • 価格 ¥869(本体¥790)
  • 講談社(2015/08発売)
  • クリスマスポイント2倍キャンペーン(~12/25)
  • ポイント 14pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年12月18日 03時25分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062816076
  • NDC分類 368.5
  • Cコード C0195

出版社内容情報

市民社会を脅かす無法の集団「半グレ」。その真実に迫る快著が待望の新装版に!闇社会を追い続けた著者だから書けるアウトロールポ!組織に属さず、ヤクザのような「暗黙のルール」もない無法の集団「半グレ」――。半グレはどこからきてどこに棲み、なにを資金源としているのか。だれも書けない現代社会最大の暗部に鋭く斬り込む巨匠・溝口敦の傑作ルポが新装版で待望の登場!

序章 追いつめられた「半グレ」の逆襲
第一章 六本木の半グレ集団
第二章 半グレ集団とは何か
第三章 暴力団の現状
第四章 半グレ集団のシノギ――原点にヤミ金があった
第五章 振り込め詐欺――技術進化する半グレ集団
第六章 弱者を食う仕事
第七章 境界にいる共生者たち
第八章 暴力団もマフィア化を目指す
第九章 特殊日本型ヤクザの終焉
第十章 警察と半グレ集団が暴力団に代わる日


溝口 敦[ミゾグチ アツシ]
著・文・その他

内容説明

凄惨な暴力事件、詐欺、タカリ、危険ドラッグがらみの悲惨な事故まで、いまや私たちの生活を地獄に陥れるあらゆるかたちの「暴力」の主役は、ヤクザから「半グレ」集団にとってかわられた。ヤクザと違い、看板を掲げるでもなくバッジをつけるわけでもなく、隣にいても気づかないほどに社会に深く潜行する「半グレ」の実像をはじめて解き明かした衝撃作!「半グレ」のカネ、行動原理、そして激動するこの国の組織犯罪の有り様をとらえるための必読書!!

目次

序章 想定外な組織犯罪地図の地殻変動
第1章 六本木の半グレ集団
第2章 半グレ集団とは何か
第3章 暴力団の現状
第4章 半グレ集団のシノギ―原点にヤミ金があった
第5章 振り込め詐欺―技術進化する半グレ集団
第6章 弱者を食う仕事
第7章 境界にいる共生者たち
第8章 暴力団もマフィア化を目指す
第9章 特殊日本型ヤクザの終焉
第10章 警察と半グレ集団が暴力団に代わる日

著者等紹介

溝口敦[ミゾグチアツシ]
ノンフィクション作家。ジャーナリスト。1942年、東京都に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業。出版社勤務などを経て、フリーに。常にきわどい問題を扱い続けるハード・ノンフィクションの巨匠。『食肉の帝王』で、第25回講談社ノンフィクション賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

緋莢

12
図書館本。<反社勢力に起きている地殻変動は単に暴力団の退潮に原因があるばかりではなく、半グレ集団の 急激な台頭も要因の一つである> 「序章」にこう書かれているように、朝青龍や市川海老蔵の事件、六本木クラブ襲撃で、人違いでの殺人が起きてしまった事件など、注目された〝半グレ”の事や表社会以上に貧富の格差が進んでいる〝暴力団”の現状について書いています。六本木クラブ襲撃事件について<事件は関東連合OBたちの兇暴さを喧伝することになったが、同時に関東連合OBたちの命運を尽きさせた。(中略)(続く 2024/10/12

Katsuto Yoshinaga

8
ノワール系や犯罪小説を数多読んで知っているつもりだったが、わかっていないことだらけだった。1992年に施行され2012年に強化された暴対法により、暴力団はかなりがんじがらめとなっている。えらい人は使用者責任で連座させられるし、組員は住居を借りられず、銀行口座も作れなくなり、何かと不便な暮らしを強いられる。ヤクザ受難の時代になったわけだが、「一人ふたり殺して死刑になる時代、ということは警官や検事、裁判官を殺すことを恐れてはならない」と語る組長もいる恐ろしい時代にもなっているそうだ。(コメに続く)2023/08/21

おおかみ

5
仁義なき社会の仁義なき現実。最近の山口組の動きなどはまさに延長線上にあるのだろうが、日本における組織犯罪の地図は大きく変容しつつあるという。暴対法や暴排条例によって暴力団の取り締まりが強化され、結果的によりタチの悪い半グレ集団が跋扈しているのだとしたら、こんなに皮肉な話はない。著者は、暴力団対策に偏重する警察行政や法律の不備を指摘。かくも激しい地殻変動を、手をこまねき見ていることはもはやできない。2015/09/21

OjohmbonX

2
暴対法でヤクザを締め付けると、マフィア化して見えにくくなったり、ヤクザ以外の反社勢力に取って代わられたりしていく。社会からドロップアウトしてしまう人、暴力や犯罪に頼って生きざるを得ない人たちの総量自体が実はそんなに変わらないのだとすると、警察が実態を把握してしっかり組織化されて規律で縛られたヤクザみたいな集団に包摂された方が、社会全体としては治安が安定するのだろうか、とは思ってしまう。2020/10/01

Iceman

0
半グレの資金力稼ぐ能力胆力ヤクザと一線を画すニューカマー2015/09/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9811733
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品