出版社内容情報
監督と選手、34人、50の言葉から見えてくる人の育て方、勝負への挑み方、チームの作り方、走ることの意味、走りを通しての人生。監督と選手、34人、50の言葉から見えてくる、人の育て方、勝負への挑み方、チームの作り方、走ることの意味、走りを通しての人生。
監督編)
大八木弘明監督(駒大)
「箱根駅伝だけはごまかしがきかない」
酒井俊幸監督(東洋大)
「その1秒を削り出せ」
渡辺康幸監督(早大)
「たたき上げの選手がいなくなったら、
早稲田が早稲田じゃなくなります」
別府健至監督(日体大)
「優勝しようなんて、絶対に考えるな」
原晋監督(青学大)
「何百回の失敗よりも、1回の成功体験が大きな財産になる」
選手編)
瀬古利彦(早大OB)
「箱根? ついでで走ってたからね」
今井正人(順大OB)
「駅伝のための練習をするのではない」
大迫傑(早大OB)
「駅伝では、自分が主役である必要はない」
監督編では、監督車からの熱い檄が有名な駒沢大学の大八木弘明監督、選手編では駅伝の解説でもおなじみ、ランニングコーチの金哲彦氏のスペシャルインタビューも掲載。
まえがき
監督編──どう導くか、どう勝つか
大八木弘明 駒澤大学監督
1 「箱根だけは、ごまかしが利かないんだよ」
2 「なんとかして選手に自信をつけさせたかった。それで『復路優勝』を狙ったんです」
3 「前を追いかけても、全然背中が見えない。それでも気持ちが切れない選手が強いんだ」
酒井俊幸 東洋大学監督
4 「その1秒をけずりだせ」
5 「駅伝を走るからには、やっぱり先頭に立たないことには責任を果たしたことにはならない」
6 「『ひとり一役』。箱根で勝つには、部員全員が仕事をする必要があります」
7 「優勝を狙えるチーム、シード権を狙うチーム、予選会突破を目指すチーム、に分かれていくかもしれませんね」
渡辺康幸 早稲田大学監督
8 「たたき上げの選手がいなくなったら、早稲田が早稲田でなくなります」
他
インタビュー(1)
大八木弘明 駒澤大学監督
……選手を強くする発想とは/箱根駅伝のコーチング
選手編──何を学ぶか、何を考えるか
瀬古利彦 早稲田大学
31 「権太坂を越えたところで足が止まってしまったんだ。1年生のときは、本当に苦しかったよ」
32 「箱根? ついでで走ってたからね、ついでで」
柏原竜二 東洋大学
33 「ペース配分とか関係ないです。とにかく目の前を走っている相手を抜いていっただけです」
出岐雄大 青山学院大学
34 「考える力が伸びると、タイムも伸びると思います」
猪俣英希 早稲田大学
35 「タスキを手渡すこと、これには目に見えない力が宿っています」
天野 峻 神奈川大学
36 「選手生活最後のレースでいい走りができました。いい形で競技人生を終えることができて、僕は幸せです」
他
インタビュー(2)
金 哲彦 陸上競技・駅伝解説者(早稲田大学)
……中村監督の指導/指導する立場になって/解説者としての「言葉」
文庫版のためのあとがき
生島 淳[イクシマ ジュン]
著・文・その他
内容説明
学生は単に速く走れるようになりたいだけではなく、監督もただ速い選手を作りたいわけではない。50の言葉から見えてくるのは、人の育て方、チームの作り方、勝負への挑み方、そして走りを通しての人生。2020年の東京オリンピックを見据えて、箱根駅伝の現状と問題も浮き彫りに。テレビの裏側にある物語を拾い上げた。
目次
監督編―どう導くか、どう勝つか(大八木弘明・駒澤大学監督;酒井俊幸・東洋大学監督;渡辺康幸・早稲田大学監督;原晋・青山学院大学監督;青葉昌幸・大東文化大学 ほか)
選手編―何を学ぶか、何を考えるか(瀬古利彦・早稲田大学;柏原竜二・東洋大学;出岐雄大・青山学院大学;猪俣英希・早稲田大学;天野峻・神奈川大学 ほか)
著者等紹介
生島淳[イクシマジュン]
1967年生まれ。スポーツライター、ジャーナリスト。早稲田大学卒業後、博報堂勤務を経て現職に。国内外を問わない取材、執筆活動のほか、ラジオパーソナリティとしても活躍。NHK‐BSのスポーツ番組のキャスターも務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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