講談社+α文庫
小惑星探査機はやぶさの大冒険

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784062815703
  • NDC分類 538.9
  • Cコード C0195

出版社内容情報

日本人技術者の技術力とすさまじい努力がもたらした奇跡。「はやぶさ」の60億キロの宇宙の旅を描いたベストセラー、待望の文庫化。日本人技術者の技術力とすさまじい努力がもたらした奇跡。「はやぶさ」の60億キロの宇宙の旅を描いたベストセラー、待望の文庫化。

山根 一眞[ヤマネ カズマ]
著・文・その他

内容説明

2010年6月―小惑星探査機「はやぶさ」の地球への帰還。60億キロを、7年間かけて旅をし、様々な困難を乗り越えて、遙か彼方の小惑星イトカワから星のかけらを持ち帰った「奇跡」は、天文ファンのみならず日本中を感動の渦に巻き込んだ。日本人の技術力と探究心、圧倒的な努力が結実したその大冒険を長期にわたって取材した、感動のノンフィクション。映画化もされたベストセラーを待望の文庫化。

目次

第1章 「はやぶさ」の旅立ち
第2章 3億キロの彼方へ
第3章 地球に戻ってきた日
第4章 88万人の同行者
第5章 女神の海をめざせ
第6章 「イトカワ」へようこそ
第7章 4時間だけの歓声
第8章 行方不明の冬
第9章 そうまでして君は
第10章 大星空から「さようなら」
第11章 おかえりなさい

著者等紹介

山根一眞[ヤマネカズマ]
ノンフィクション作家。1947年、東京都に生まれる。獨協大学外国語学部ドイツ語学科卒業。現在、獨協大学経済学部で講義を担当。宇宙航空研究開発機構(JAXA)嘱託、福井県文化顧問、理化学研究所相談役、日本生態系協会理事、NPO法人子ども・宇宙・未来の会「KU‐MA」理事。NHKキャスターを通算7年、愛知万博では愛知県総合プロデューサーも務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう

4
映画化もされた小惑星探査機はやぶさ。様々な困難にあいながらも技術者の確認と修正で問題を解決して役目を果たしたはやぶさの物語には感動しました。章の終盤で、はやぶさを擬人化して問いかけるシーンはうるっときた。日本人の技術力が世界の先端を行けることが記されていてとても感動した。2014/11/16

tai65

3
星5つ2015/01/06

ユキタ

1
図書館。情報が溢れすぎてて逆に掴みにくかった「はやぶさ」のミッションを時系列に分かりやすく教えてくれる1冊。手の届かない宇宙空間で発生する様々なトラブルを人知を尽くして解決に奔走するスタッフに、「はやぶさ」は本当によく応えてくれた。2019/01/18

新宿サブナード

1
2010年の地球帰還の感動を今でも憶えている。地球再突入直前に送信された地球の映像写真を見ると、ただの小惑星探査機と思えず愛おしく感じる。それもこれも7年という年月、60億kmという長距離を旅して帰ってきた正に「大冒険」という物語があったからだろう。特に一時行方不明になった後、ある日突然通信が届きはじめたくだりは何ともいえない安堵感が沸く。そして今月末「はやぶさ2」が打ち上げられる。今度の大冒険にも期待したい。この本はよい復習教材になった。2014/11/05

生ける屍 reading_dead

0
ひねくれ者なので、今更ながら読んだ。 太陽系の果てまで行って、小惑星“イトカワ”のサンプルを採取して地球に帰還するというミッションを見事成し遂げた“はやぶさ”の長い旅の記録。 宇宙の果てで起こる様々な機体トラブル、度重なる苦難を人の知恵と経験で乗り切った物語。 読み進むうちに、次第にスタッフに共感し、そして“はやぶさ”に感情移入していった。 第9章、プロジェクトマネージャー川口氏の「『はやぶさ』、そうまでして君は」と題された一文に目頭が熱くなった。 こういう物は話題になってる時に読まないと駄目だと思う。 2017/12/03

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