出版社内容情報
コシノ三姉妹「お母ちゃん」の自叙伝
国際的なファッションデザイナーとして活躍を続けるコシノ三姉妹、ヒロコ、ジュンコ、ミチコを、女手ひとつで育て上げた母親は、自身も強烈な個性を持つデザイナーだった。戦前の洋服黎明期に洋裁と商いの修業をし、結婚後はときに子を顧みず仕事に没頭し、夫との死別後は道ならぬ愛を貫き、コシノ洋装店を繁盛させた。父親から受け継いだ自由な生きざまを、娘たちに背中で見せることで昇華させた、小篠家ゴッド・マザーの物語。
●女学校を中退して、パッチ屋で奉公
●父の差し金で修業先を転々
●独立して、百貨店や病院の制服を受注
●婿養子をもらうも、死別後は妻子もちと恋に
●三姉妹の養育は自由奔放に、ときには援助を
※本作品は2001年10月、小社より刊行された『やんちゃくれ――コシノのお母ちゃんと三姉妹の奮闘記』を、文庫収録にあたり改題、再編集したものです。
小篠 綾子[コシノ アヤコ]
著・文・その他
内容説明
国際的なファッションデザイナーとして活躍を続けるコシノ三姉妹、ヒロコ、ジュンコ、ミチコを、女手ひとつで育て上げた母親は、自身も強烈な個性を持つデザイナーだった。戦前の洋服黎明期に洋裁と商いの修業をし、結婚後はときに子を顧みず仕事に没頭し、夫との死別後は道ならぬ愛を貫き、コシノ洋装店を繁盛させた。父親から受け継いだ自由な生きざまを、娘たちに背中で見せることで昇華させた、小篠家ゴッド・マザーの物語。
目次
プロローグ 父と私、私と娘―コシノ家の生き様とは
第2章 父と娘の二人三脚
第3章 男と女―夫婦というもの
第4章 別れと出会い
第5章 恋という名のあだ花
第6章 我が子との戦い
エピローグ 私の道はまだ続く―三姉妹から四姉妹へ
著者等紹介
小篠綾子[コシノアヤコ]
1913年、大阪・岸和田生まれ。呉服商の長女として育つ。家業が呉服商であるにもかかわらず、洋装に憧れ、女学校を中退して、15歳でパッチ縫いの店に奉公人として入る。父の差し金で幾度か店を替えた後、洋装店のデザイナーとして独立。オートクチュールの草分け的存在となる。夫の戦病死の後、女手ひとつで娘3人を育てあげた。ヒロコ、ジュンコ、ミチコの三姉妹は世界的なファッションデザイナーとして成功した。娘たちの成功を見守りながら、岸和田で洋装店の経営を続け、1987年に「アヤココシノ」ブランドを発表。2006年、92歳のとき、脳梗塞で逝去した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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