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講談社+α文庫
自伝大木金太郎―伝説のパッチギ王

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  • サイズ 文庫判/ページ数 330p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062814157
  • NDC分類 788.2
  • Cコード C0195

出版社内容情報

アントニオ猪木推薦!
「私のデビュー戦の相手は大木さんでした。大木さんの頭突きは本当に痛かった」

1960年代、高度成長下の日本で、強烈無比な「原爆頭突き」を武器に一世を風靡したプロレスラー・大木金太郎。韓国に生まれ、密航船で日本に初上陸。当時大スターだった力道山に弟子入りし、厳しい訓練や民族差別にも負けず、日本中のプロレスファンに愛された。後年は韓国へ戻り活躍するが、2006年静かに息を引きとる。伝説のレスラー大木金太郎こと金一(キム・イル)が、自らの誕生から晩年に至るまでの激動の日々を振り返る感動の自伝。

●力道山に憧れて、日本へ密入国
●頭突きを身につけるまでの、師匠・力道山からの地獄の特訓
●ジャイアント馬場、アントニオ猪木との切磋琢磨の日々
●元祖・韓流スター? 熱烈な女性ファンとのエピソードと真実の恋
●日韓ファンからの応援……民族差別を超えた存在に

大木 金太郎[オオキ キンタロウ]
著・文・その他

太刀川 正樹[タチカワ マサキ]
翻訳

内容説明

1960年代、高度成長下の日本で、強烈無比な「原爆頭突き」を武器に一世を風靡したプロレスラー・大木金太郎。韓国に生まれ、密航船で日本に初上陸。当時大スターだった力道山に弟子入りし、厳しい訓練や民族差別にも負けず、日本中のプロレスファンに愛された。後年は韓国へ戻り活躍するが、2006年静かに息を引きとる。伝説のレスラー大木金太郎こと金一(キム・イル)が、自らの誕生から晩年に至るまでの激動の日々を振り返る感動の自伝。

目次

第1章 旅立ち~雌伏(すべてを捨て日本へ;「麗水・順天反乱事件」で死の淵に立たされる;日本上陸、安堵は束の間、収容所へ ほか)
第2章 飛翔(スターレスラー街道;父の死、アントニオ猪木との出会い;力道山門下の四天王 ほか)
第3章 絶頂~変転(南北朝鮮統一のかけ橋;歩みだした王座への道;WWA世界タッグ・チャンピオン! ほか)

著者等紹介

大木金太郎[オオキキンタロウ]
本名・金一(キム・イル)。1929年、韓国南部居金島生まれ。韓国から日本に密入国し、力道山に弟子入り。ジャイアント馬場、アントニオ猪木らの兄弟子。強烈無比な「原爆頭突き」を武器に一世を風靡し、後に韓国プロレス界のリーダーとなる。日本での最後のファイトは1981年。韓国では国民勲章石榴章を受けるなど、国民的スターのひとりとして評価されている。2006年10月没。享年77歳

太刀川正樹[タチカワマサキ]
1946年、東京生まれ。早稲田大学教育学部英文科在籍中、韓国国立ソウル大学語学研究所で韓国語を学ぶ。1974年、韓国民青学連事件に連座、金芝河(詩人)、李哲(元韓国鉄道公社社長)、柳寅泰(元国会議員)らと共に拘束。懲役20年を宣告される(不当判決として提訴。2010年無罪が確定する)。その後、講談社「日本版ペントハウス」ニューヨーク支局長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

芋煮うどん

3
力道山とのいきさつなどおもしろいことがめじろおしでした 2022/05/11

BATTARIA

2
必殺の一本足頭突きで世界中のレスラーから恐れられ、"韓国の猛虎"の異名をとった、大木金太郎(本名:キム・イル)の自伝・・・・ といっても、書いてある内容の大半は、師である力道山のことばかり。 28歳になって日本に密航したくらいだから、力道山こそ彼にとっての全てだったのだろう。 力道山とヤクザとの関係について、かなり踏み込んだ記述をしている反面、力動山亡きあと日本プロレスが崩壊し、ジャイアント馬場やアントニオ猪木と袂を分かった経緯については、ほとんど書かれていなかった。 思い出したくもないことなのか。2011/07/28

ひとくちスモークチーズ

2
力道山に憧れ、当時国交が無かった韓国から密入国し力道山の弟子になった大木金太郎の自伝。大木金太郎の力道山への愛を感じます。力道山は後継者を大木金太郎にしたかったんだろう。2014/12/05

snakedoctorK

2
大木金太郎選手の生涯を紹介しています2011/10/20

なひ

2
韓国日刊スポーツで100回ほど連載された金一の自伝。戦後史や日韓関係で、目を引いた記事はなし。特に柳澤健のルポで知った朴政権下の、KCIAや軍部が絡んだ金一の厚遇っぷりや韓国マット界の成り立ちや事件も薄味。もっと裏のドロドロした話が読みたかった。2011/08/24

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