講談社+α文庫
ヤクザ崩壊 侵食される六代目山口組

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  • サイズ 文庫判/ページ数 247p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062814126
  • NDC分類 368.5
  • Cコード C0195

出版社内容情報

四万人の巨大組織――そのいまと崩壊の予兆磐石の権力基盤を築いた六代目山口組。その一方、警察庁らによる外圧と組内の歪が巨艦をじわじわと蝕む。大好評「山口組シリーズ」著者が放つ最新深層リポート!

内容説明

芸能人、スポーツ選手への暴行事件、ヤミ金、振り込め詐欺、貧困ビジネス…裏社会を騒がす暴力事件の主役は、六代目山口組を中心とするヤクザ組織から「半グレ」に移りつつある。警察は取り締まる術もなく、ヤクザは「シノギ」を次々と奪われる。日本暴力史に激変をもたらす「半グレ」集団の正体をレポートし、日本固有のヤクザ社会がその基盤から崩壊する様を、圧倒的取材力と筆力で描ききる、著者渾身の書き下ろしハードノンフィクション。

目次

第1章 六本木の半グレ集団
第2章 半グレ集団とは何か
第3章 暴力団の現状
第4章 半グレ集団のシノギ―原点にヤミ金があった
第5章 振り込め詐欺―技術進化する半グレ集団
第6章 弱者を食う仕事
第7章 境界にいる共生者たち
第8章 暴力団もマフィア化を目指す
第9章 特殊日本型ヤクザの終焉
第10章 警察と半グレ集団が暴力団に代わる日
図表―暴力団の最新情勢

著者等紹介

溝口敦[ミゾグチアツシ]
ノンフィクション作家、ジャーナリスト。1942年、東京都に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業。出版社勤務などを経て、フリーに。『食肉の帝王』で、第25回講談社ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ランフランコ

4
良いのか悪いのかわからないが、ヤクザも住みにくい世の中になっているようだ。関東連合やら半グレやら色々入り乱れて結局悪い奴は一杯いるということだ。2017/10/01

Taka Taniya

0
ここ何日か、世間を騒がしている山口組分裂。その歴史を知りたくなり、溝口氏の著作を辿ってみました。現在は、ヤクザという看板が不利に働くことが多いため、大きな組織の魅力がなくなり、半グレが台頭するというのが、著者の予測です。今回の分裂が、今後の活動にどう出るのでしょうか。2015/09/13

あああ

0
半グレの勢いがあることが分かった2013/12/07

純白天使

0
再読。 溝口さんは半グレが主流になると予測していたけど、そこまでの勢いはないかな? ただヤクザさんのマフィア化は着々と進行しているようで…2013/12/30

kou1sbt

0
盆暗ヤクザは淘汰されるのみ。マフィア化するしか生き残る道はない。という内容。納得。2013/09/19

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