出版社内容情報
四万人の巨大組織――そのいまと崩壊の予兆磐石の権力基盤を築いた六代目山口組。その一方、警察庁らによる外圧と組内の歪が巨艦をじわじわと蝕む。大好評「山口組シリーズ」著者が放つ最新深層リポート!
内容説明
芸能人、スポーツ選手への暴行事件、ヤミ金、振り込め詐欺、貧困ビジネス…裏社会を騒がす暴力事件の主役は、六代目山口組を中心とするヤクザ組織から「半グレ」に移りつつある。警察は取り締まる術もなく、ヤクザは「シノギ」を次々と奪われる。日本暴力史に激変をもたらす「半グレ」集団の正体をレポートし、日本固有のヤクザ社会がその基盤から崩壊する様を、圧倒的取材力と筆力で描ききる、著者渾身の書き下ろしハードノンフィクション。
目次
第1章 六本木の半グレ集団
第2章 半グレ集団とは何か
第3章 暴力団の現状
第4章 半グレ集団のシノギ―原点にヤミ金があった
第5章 振り込め詐欺―技術進化する半グレ集団
第6章 弱者を食う仕事
第7章 境界にいる共生者たち
第8章 暴力団もマフィア化を目指す
第9章 特殊日本型ヤクザの終焉
第10章 警察と半グレ集団が暴力団に代わる日
図表―暴力団の最新情勢
著者等紹介
溝口敦[ミゾグチアツシ]
ノンフィクション作家、ジャーナリスト。1942年、東京都に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業。出版社勤務などを経て、フリーに。『食肉の帝王』で、第25回講談社ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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