出版社内容情報
魚住 和晃[ウオズミ カズアキ]
著・文・その他/編集
栗田 みよこ[クリタ ミヨコ]
著・文・その他
内容説明
さまざまな書体が生み出された唐までの文化的遺産をもとに、以後はたくさんの書家の豊かな芸術世界が花開いた。王羲之、顔真卿を深く学び、そして離れ、新たな世界を展開した。本書では蘇軾、黄庭堅、米〓(ふつ)から民国までの書家たちの苦闘を描きつつ、「書」という芸術のすばらしさをわかりやすいマンガで語っていく。「書」はそれぞれの書き手の人物そのもの。いい字を書くためのよすがになる本。
目次
第1章 蘇・黄・米の書法革新―書法の体系化と、「意」を重視する宋の書人(北宋の成立;初の書道全集『淳化閣帖』完成 ほか)
第2章 元の趙孟〓(ふ)、鮮于枢と明の王鐸、傳山―政治の中で生きた元・明の書家(屈強の騎馬民族国家、元の建国;“王羲之命”の南宋のエリート、趙孟〓(ふ) ほか)
第3章 民衆の中で華開く清朝三百年の書芸―帖学派から碑学派へ(清朝の安定;「乾嘉の学」最盛期 ほか)
第4章 革命後も輝く南の呉昌碩、北の斉白石―上海画壇から西〓(れい)印社へ(革命を越えて;革命の中の書人たち ほか)
著者等紹介
魚住和晃[ウオズミカズアキ]
1946年、三重県に生まれる。東京教育大学芸術学科を卒業し、同大学大学院修士課程教育学研究科修了。文学博士。神戸大学大学院国際文化学研究科教授。中国書道史を中国文化論と捉え、さらに日本書道史を中日文化伝来史と捉えて、書道史研究に新機軸を樹立。近年は筆跡学、筆跡鑑定学にも新生面を開く
栗田みよこ[クリタミヨコ]
徳島県に生まれる。四国女子短期大学を卒業後、マンガアシスタントをしながら同人誌を制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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