講談社+α文庫<br> アホな総理、スゴい総理―戦後宰相31人の通信簿

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講談社+α文庫
アホな総理、スゴい総理―戦後宰相31人の通信簿

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  • サイズ 文庫判/ページ数 315p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062813358
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0195

内容説明

戦後長らく続いてきた自民党政治が崩壊し、革命を起こした民主党・鳩山由紀夫。戦後の宰相・東久迩宮から鳩山由紀夫に至るまで、時代をリードしてきた総理は、国民を牽引する知識と力を兼ね備えたカリスマもいれば、崩壊の引き金を引くことになったバカもいた。混迷の時代、生き残るリーダーはいかなる人物なのか。永田町取材歴四十余年の著者が、戦後の歴代総理大臣を徹底分析。豊富な類型から「発想」と「知恵」を学ぶ。苦境脱出へのヒント満載。

目次

新政権編(鳩山由紀夫―「新しいリーダーシップ」の確立なるか「宇宙人的発想」)
昭和編(東久邇宮稔彦―敗戦処理で登場、「皇族首相」のバックボーンを生かす;幣原喜重郎―「民主化」への大任果たすも「退」で汚点;吉田茂―「日本再建のワンマン」は世論におもねずで信念貫徹;片山哲―「政治は精神運動」を信奉した「初の社会党政権」 ほか)
平成編“転換期”としての時代背景(宇野宗佑―「公私」混同のトップリーダー失格例;海部俊樹―「振幅の大きさ」が問われた「雄弁の士」;宮沢喜一―「汚れ役」できずの「孤高の政権」;細川護熙―「パフォーマンス」の限界を見せた「殿様政権」 ほか)

著者等紹介

小林吉弥[コバヤシキチヤ]
政治評論家。1941年8月26日、東京都生まれ。早稲田大学第一商学部卒業。永田町取材歴40年を通じて抜群の確度を誇る政局分析・選挙分析、歴代実力政治家を叩き台にした指導者論など評価が高い。講演、執筆、テレビ出演、新聞、雑誌への寄稿など、多岐にわたって活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

2
戦後の総理大臣、東久邇宮稔彦王から麻生太郎までをそれぞれ簡単にまとめたもの。このテの本の中では簡単で有名な発言やその他ポイントを押さえているので、わかりやすいかな、と思うが、著者の主観が入っているので気になる人もいるかも。私は小泉純一郎に対しての意見には全く同感だった。2012/06/04

あずさ

1
戦後歴代宰相の人物像が分かって、楽しく読了!実行力あるリーダーは、地道な折衝・根回しをし、人を食って人に愛される。そして、『世の中は白と黒ばかりではない。グレーゾーンが一番広い。真理は中間にありだ。ここを大事にしろ。(田中角栄)』勉強になりました。2014/10/26

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