講談社+α文庫
イグ・ノーベル賞 世にも奇妙な大研究に捧ぐ!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 221p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062813136
  • NDC分類 049
  • Cコード C0140

出版社内容情報

日本は受賞大国だ!
たまごっち、カラオケ、熊と闘えるスーパー・スーツ……笑える!もう1つのノーベル賞。

●失敗する可能性のあるものは必ず失敗する「マーフィーの法則」の生みの親<技術開発賞>
●ノーベル賞受賞者とオリンピック出場者しか受け付けない「精子バンク」の創設<生物学賞>
●ジッパーにペニスが挟まった患者に対する適切な処置法<医学賞>
●知らないうちに死亡届が出されてしまった人々の生命を回復させたインド「死人協会」<平和賞>
●「辛くない唐辛子」の開発に尽力した唐辛子研究所所長<生物学賞>

※当文庫は、2005年8月にランダムハウス講談社より刊行された『もっと! イグ・ノーベル賞』から第6章分をよりぬき、加筆・修正のうえ再編集したものです。

内容説明

イグ・ノーベルとは「Ignoble(品がない)」と「Nobel Prize(ノーベル賞)」を掛け合わせた造語。イグ・ノーベル賞は、まず人を笑わせ、そして考えさせる研究、絶対に真似できない、真似すべきでない業績に授与される。1991年の創設以来、2008年までに日本(人および企業)は13回もの受賞歴を誇る「イグ・ノーベル賞大国」なのである。本書では、これまで受賞してきた各国の、いずれも真摯な研究から23の業績を紹介。世界に冠たる日本人のオリジナリティと、イグ・ノーベル賞の全貌がわかる。

目次

第1章 本人が考える以上のインパクトを世間に与えた業績
第2章 想像力によって莫大な金銭的価値を生み出した業績
第3章 性的嗜好と生殖活動の研究に、新しい光を投げかけた業績
第4章 世界の平和と個人の安らぎに貢献した業績
第5章 見向きもされなかった事柄について、新発見をなしとげた業績
第6章 食物の摂取と排泄をテーマにした研究と、その業績

著者等紹介

エイブラハムズ,マーク[エイブラハムズ,マーク]
イグ・ノーベル賞創設者。「ユーモア科学研究ジャーナル」編集長。同氏が司会を務めるイグ・ノーベル賞授賞式は、毎年10月、米国ハーバード大学講堂で本物のノーベル賞受賞者も参加して行われる

福嶋俊造[フクシマシュンゾウ]
東京都に生まれる。ロンドン・ビジネススクールにて経営学修士を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

びっぐすとん

18
【蔵書登録】110円本。昨日読んだイグノーベル本に紹介されていた研究を更にピックアップしたもの。だから紹介されている研究の数は少ないし、中身はおなじなので、ランダムハウス刊の本を読んだ人は読む必要なし(バウリンガルじゃなくてたまごっちが載ってるくらいの違いしかない)。息子の朝読書とかにいいかなと思ったのだが、ちょっと中学生には不適切と考える家庭もありそうな研究もあった・・・。びっぐすとん家は問題なし。(これがNGなら中学生は文豪の名作は読めないことになる)2020/09/25

C-biscuit

15
図書館で借りる。イグノーベル賞を紹介した本。以前もこの手の本を読んだが、この本は受賞した偉業を項目別に分類し、特に興味深い事例を紹介する本である。ニュースでも日本人の受賞が伝えられることが多いが、事実のようで、日本人の偉業も紹介されていた。以前飲み屋でたまごっちの開発者らと意気投合したことがあるが、まさかイグノーベル賞を受賞しているとは思わなかった。授賞式には参加しなかったようであるが…。イグノーベル賞については、授賞式の出欠で、選考理由の意味がわかったしまうw。今後もイグノーベル賞は押さえておきたいw。2018/04/24

トントン

14
1991年創設、ノーベル賞のパロディ版。「たまごっち」の発明や「マーフィーの法則」の生みの親と名付け親…なども挙げられている。自分が気に入っていた、犬が糞の直前にウロウロと回転して胴の軸を磁針の針のように南北に合わせる?というモノは紹介されていなかった。毎年、5000以上の候補から10に絞るそうで受賞は至難の業だが、最初からこの賞狙いで研究をしたり自薦をするものもあると聞くと少々鼻白む。教育予算が少ない(減っている)日本だと、研究費を無駄に使うなという声が高まってくるかもしれない。 2021/12/20

ぺんぎん

12
イグ・ノーベル賞の判断基準はまず笑い。そこにまず笑った(笑)でも受賞した人は真剣に疑問に思ったから研究を積み重ね結果を出した人ばかり。世界にはこんなにおもしりことを研究している人がいるんだなと思った。外国の方ばかりかと思ったらちらほらと日本人の名前もあり、どこも一緒なんだなと思った。ある日本人がたまごっちの人に及ぼす影響について調べイグ・ノーベル賞を受賞した人がいる。読んでいてなるほどと納得した。なぜなら自分もたまごっちを持っていたから(笑)なるほどと思うことがたくさんあった1冊だった。2014/06/07

すぎえ

4
さて、今年もノーベル賞の裏企画、Ig Novel Prizeの季節が到来です。さて、今年はどんな愉快な笑いを振りまき問題を提起してくれるのでしょうか?インドの死人協会や対グリズリー用防護服の開発をおおまじまにやっているのがおもしろい。辺境地の検尿に使われる容器の統計とかもおおまじめに行われている。ちなみに、このイグ・ノーベル賞の受賞式は米国のハーバード大学で行われているのだ。2009/10/09

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