講談社+α文庫
細木数子 魔女の履歴書

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062812252
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

視聴率の女王の正体! 2008年春、戦後の欲望史を象徴する稀代の女ヤクザが、ついにテレビから姿を消した!視聴率の女王の正体! 2008年春、戦後の欲望史を象徴する稀代の女ヤクザが、ついにテレビから姿を消した! 細木数子70歳。古希とともに魔女の時代は終焉を迎えた。本書は、細木の絶頂期に「週刊現代」で連載、6億円の損害賠償訴訟を起こされながらテレビ降板へと追い込んだ渾身のルポルタージュである。※本書は、2006年11月に刊行された『細木数子――魔女の履歴書』に加筆・修正、文庫化したものです。




溝口 敦[ミゾグチ アツシ]
著・文・その他

内容説明

2008年春、細木数子70歳。古希とともに魔女の時代は終焉を迎えた。妻妾同居の家に生まれ、中1でポン引きに立つ。青年俳優との恋に破れ、玉の輿婚家を3カ月で飛び出し、クラブのママ、暴力団総長の姐さん、負債歌手の後見人に。パクリ占術本で先生と呼ばれ、大物思想家の親族と婚姻訴訟。鑑定と墓石・仏壇販売で蓄財し、恫喝と罵倒で「視聴率の女王」となる。本書は、細木の絶頂期に「週刊現代」で連載、6億円の損害賠償訴訟を起こされながらテレビ降板へと追い込んだ渾身のルポルタージュである。

目次

時代の「寵児」なのか?
妻妾同居の家に生まれて
色と欲の「同行二人」
小金井一家・堀尾昌志との深く永い契り
他人のふんどしで占い師・細木の土俵入り
島倉千代子というカモネギが来た
歴代首相の指南役・安岡正篤をたぶらかす
細木を使うテレビ局の無残な無定見
「神水から墓石まで」の細木商法
墓地が炙り出す「最愛の男」
低俗な時代を謳歌する女ヤクザ
「反論と訴訟」という墓穴

著者等紹介

溝口敦[ミゾグチアツシ]
ノンフィクション作家。ジャーナリスト。1942年、東京都に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業。出版社勤務などを経てフリーに。2003年、『食肉の帝王』(講談社プラスアルファ文庫)で講談社ノンフィクション賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

270
ちょっと前に占いブームがテレビであったように記憶している。血液型占い、動物占い、占星術占いなど。これらのブームの延長に本書の細木数子がいて占いで自信に良くない結果が出たから突然降板していたのだなと思ったら、背景にそんな事があったとは本書を読むまで知らなかった。確かにあの凄みはテレビで見たことあったが、その手の人なんだなと思った。しかし戦後裏社会でのし上がってテレビにまで出てきた手腕は素直にすごいなと思った。しかし大手テレビ局が何故素性も調べずに番組のメインに仕立て上げたのかは不明だったな。2016/11/25

nonpono

87
新幹線の中で読みました。夢中になりました。印象的なのは初めて、開業したサンドイッチ屋さんのお話。番台に背が届かなかった話。だが、売れるお話。商才がこぼれ落ちる。本をあまり買わない身内の枕元に細木和子の占いの本が鎮座していて、びっくりした記憶がある。だからこそベストセラーなんだ。遺産、相続もお見事です。わたし、今、短期の仕事を頂いてますが、完走したご褒美にNetflixで戸田恵梨香の細木和子のドラマを見るんだ。面白いのはわかっているよ。昭和のあの時代を体感したいんだ。女の業が見たい。それだけです。楽しみ。2026/06/02

美登利

86
著者の溝口さんはヤクザ、宗教問題などで有名なルポライターの方なんですね。ワイドショーのコメンテーターでもあられたようですが存じ上げませんでした。細木さんのことを週刊誌の連載で取り上げ裁判になった様子も細かく書かれていますが、肝心の履歴書の内容は半分も無くて同じことの繰り返しの文章が多いです。そこは細木さんの占いの本と似てるかも(笑)彼女がテレビで人気になりその後姿を消してから最近継承者が出てきてまだまだ稼ぎそうですね。ヤクザとの繋がりはさもありなんと感じていたので特に驚きは無かったですが、えげつないです。2019/02/12

えんちゃん

56
最近TVに出てないなと思ってた。訴訟問題があったのか。溝口氏による『占い師』細木数子の半生。内容が正しいのであれば、稀代の悪女というより他ない。しかし強い。昔、暇つぶしに六星占術を立ち読みする程度には関心があったので何だかふーんな気持ち。彼女のお気に入りとしてタッキーの名前が出されちゃって迷惑千万でしょうね。2021/06/15

すしな

39
043-26.『地獄に落ちるわよ』を観たことをきっかけに本書を読みましたが、テレビの細木数子とは異なる、過酷な人生を生き抜いた女性の姿が浮かび上がってきました。溝口氏の取材は厳しく、裏社会との接点を追う筆致は時に暴き立てるようにも見えますが、細木氏の実像に迫るためには必要な視線だと感じました。多くの人が沈んでしまうような“地獄”から這い上がった経験が、彼女の断言的な言葉に独特の重みを与えていたのだと思います。自分の生きる世界の狭さを思い知らされつつ、人間の生き方の深さに触れられた一冊でした。2026/05/30

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