出版社内容情報
判型:A6変型判
頁数:272p
造本・体裁:仮製・薄表紙・カバー
血液型と性格はまったく関係ありません!
適性検査などで使用される心理(性格)テストは、ほとんど使い物にならない。「血液型人間学」から、「ロールシャッハ・テスト」等々。何とみんな事実無根です。
内容説明
血液型と性格にはまったく関連がなかったことが研究結果から明らかにされた!さらに就職試験、適性検査などで使用される心理(性格)テストは、実はほとんど使い物にならないこともわかった。「血液型人間学」から、「ロールシャッハ・テスト」、就職試験でおなじみ「内田クレペリン検査」、性格テストの定番「YG検査」まで、何とみんな事実無根!心理テストを受ける必要がある人、それを使う側の人、性格テスト好きの方々、目からウロコの一冊。
目次
第1章 なぜかみんなの好きなABO―血液型人間学(卒論で血液型研究に取り組む;衣替えしたニューバージョン登場 ほか)
第2章 万能心理テスト―その名は「バーナム効果」(誰もが「当たっている!」と感じる質問;「ドクター・バーナム」の威力 ほか)
第3章 インクのシミで心を占う―ロールシャッハ・テスト(ロールシャッハとのなれそめ;ロールシャッハ・テストの成り立ち ほか)
第4章 定評ある性格テストは大丈夫か―矢田部ギルフォード性格検査(性格心理学の授業で;そもそもYGとは ほか)
第5章 採用試験で多用される客観心理テスト―内田クレペリン検査(教員採用対策ゼミ;内田クレペリン検査の概要 ほか)
著者等紹介
村上宣寛[ムラカミヨシヒロ]
富山大学人間発達科学部教授。1950年、愛媛県に生まれる。1976年、京都大学大学院修士課程修了。専門は認知心理学、統計分析、性格測定に関するプログラム開発等。わが国唯一といっていい包括的な心理テストの教科書『臨床心理アセスメントハンドブック』(北大路書房)の著者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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