内容説明
中国最大の経済都市・上海に暮らす日本人は4万人を超えた。そのほとんどが、日本での生活習慣やビジネスのやり方の大いなるギャップに戸惑っている。唖然、呆然と驚くだけならまだしも、おそれおののき「SOS」まで発信するようになっている。しかし、心まで負けていては、仕事にはならない。中国ビジネス初心者に贈る「等身大の中国と中国人」を理解するためのヒント。これだけの知識を身につけて免疫力を養い、堂々とわたりあおう。
目次
唖然、呆然!上海の「トンデモ常識」
恐るべき中国人パワーを知ろう
中国ビジネスに勝ち抜くヒント
在住日本人社会に学ぶ「負け犬にならない」法
駐在員「松・竹・梅」の亀裂
夜のクラブ活動に払う「高い授業料」
著者等紹介
須藤みか[スドウミカ]
1965年、熊本県に生まれる。フリーランスライター。出版社勤務を経て、1994年に上海へ語学留学。中国国営出版社勤務ののちにフリーランスに。復旦大学大学院修士課程修了(新聞学)。2003年から1年半、香港に滞在し、現在は上海で中国人のライフスタイル、異文化コミュニケーション、出版事情など多分野にわたり取材を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん
9
上海に行ってから早4年。これはそこから更に5年ほど前の上海である。上海の人の多さにそこ恐ろしいエネルギーを感じたものである。爆食べ、爆タクシー争奪戦、爆席取りの楽しい旅だった。2015/04/07
北山央晃
3
これは新しい版がでているかどうかはわかりませんが、7年前にでているのかな。上海にはいったことはないのですが、他のアジア地域にいった経験からしても、爆発するような熱さ、エネルギーというのがあるのでしょうね。それが秩序だって成熟した社会になっていくのかなあ、どうなんだろう。当分は無理かな。最近の中韓を観ているとね。2015/11/17
いえのぶ
0
上海に住む中国人の行動。日本人とのかかわり。上海に住む日本人。それぞれについて生活習慣や生活の上での常識などが楽しく書かれている。2011/02/21
tapdan
0
中国での実際の生活について書かれている。上海の日本人は松竹梅に分けられる階層があるという。また中国でのコールセンタービジネスモデルに日本人が多く行っているが、あまり待遇がよくないらしい。中国ビジネスに興味のあるひとにお勧めな一冊2010/04/30
sasa-maru
0
まあ、指摘は言われ続けてることばかりですが、でも上海のビジネスでの魅力は大きいですね。2010/04/01