講談社+α文庫<br> 魔境アジアお宝探索記―骨董ハンター命がけの買い付け旅

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講談社+α文庫
魔境アジアお宝探索記―骨董ハンター命がけの買い付け旅

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  • サイズ 文庫判/ページ数 298p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062810937
  • NDC分類 756.8
  • Cコード C0195

内容説明

ウイスキー2本と交換した染付大皿には3億円の価値が。ボールペンで手に入れた香合の逸品は、日本にまだ3つしかないものだった―。サラリーマン生活にさよならして、象に乗って山越えて駆けめぐった東南アジアの僻地。ゲリラに狙われ、スパイと間違われ、丁々発止の駆け引きの末に見たのは、驚くべき秘宝の山だった。今、新しい人生の可能性に賭けようとするすべての人におくる、全31編、心おどる冒険談。

目次

笑う魚(フィリピン)
棺桶と青磁瓶(フィリピン)
銃の暴発(フィリピン)
鶏の水入れ(フィリピン)
ムスリムの爺さん(フィリピン)
マブイ女は両替屋(フィリピン)
セキュリティポリスと袖の下(フィリピン)
呂宋葉茶壺(フィリピン)
月の石(フィリピン)
翡翠原石に賭ける男たち(ミャンマー)〔ほか〕

著者等紹介

島津法樹[シマズノリキ]
1944年、兵庫県姫路市に生まれる。日本楽器製造(現ヤマハ)株式会社に勤務当時から東南アジアの陶磁器に興味を持ち、1984年、退職・独立して大阪市内で古美術店を開業。東南アジアをはじめ、中国、韓国にて古陶磁の収集、研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Akihiro Nishio

25
フィリピンでフィリピン本を読む3冊目。東南アジア版ギャラリーフェイクの世界である。かなりホラが混じっていると思われるが、東南アジアの歴史や、現地の人々の生活や考え方がそれとなく挿入されており、面白く読める。また、自分が体験していなくても聞いた話を再構成したものも多いだろう。お土産物屋程度しか覗かない自分だが、今後は現地の店を見る目が変わるかも。全くホラとも言い切れず、興味深い話を知ることができた。何度も数百万円のお金をあげて、その人が大物になった話が出てくるが、さすがに同じパターンを繰り返しすぎであるw2018/08/12

ステビア

12
骨董屋の著者がお宝を探す途中東南アジアで遭遇した数々のエピソード集。2018/12/18

ちゃーびん

9
再読。 やはり今回読んでみてもとても面白い。主に骨董をテーマとした本ではあるが、旅と冒険の物語。骨董の知識はなくても、現地の役人や取引相手などとの緊張感あるやり取りと少し前の時代の東南アジア旅が楽しめる。実際の旅好きの人はもちろん、冒険ものの本が好きな人にもかなりおすすめです。 ★★★★★2024/12/05

nobuem

3
骨董品の買い付けなんてほのぼのした稼業かと思ってたら全然違った。タイトル通り命がけ。知り合いの同業者が普通に殺されたり行方不明になったりする。この著者今でもご健在なんだろうか。2018/03/11

フェイ

3
著者は東南アジアで骨董品を買い付けるハンター。そのエピソードが約30ほど収められている。骨董品関連のエピソードが一番濃いが、それにまつわる話も載っている。 家族の手術代に困っていたマフィアの下っ端に大金を渡し、その彼が出世した後に恩を返してもらう話や、ポルポト派工作員の店でうまく買い物した話など、話を盛っているにしても凄く面白く読む事が出来た。 ※古代遺産を扱う商人を出すなら一回読んでみると良い。はったりを含めて手に汗握る交渉や、困ったときの賄賂など、これが商談か。と理解できる。2015/08/01

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