内容説明
皇后美智子さまにも孤独でつらい日々はあった。しかし、嫁いでからの10年間、心の再生への努力があったからこそ、今の美智子さまがある。同じく嫁いで10年となった雅子妃には、その御心は受け継がれるのか。お世継ぎ問題、適応障害、ご公務復帰問題、ご静養への批判など、好奇の目にさらされる心が癒される日は来るのか。この危機を乗り越え、未来の皇后を目指す突破口はあるのか。美智子さまの歩んだ愛の道から何が見えるのか。著者渾身のメッセージ。
目次
第1章 「もう誰とも会いたくない!」(前代未聞のご欠席;婦人科治療の精神的苦痛 ほか)
第2章 「生まれてきてありがとう」(皇太子の愛;美智子さまのご配慮 ほか)
第3章 「このまま消えてしまいたい」(雅子妃の「ストレスによる心身の不調」;赤坂御所に引きこもり ほか)
第4章 「覚悟が足りません!」(「雅子のキャリアと人格の否定」;独特の組織「宮内庁」 ほか)
第5章 「歴史に傷をつけてはならない」(娘を失う覚悟;悩みぬいた末の決断 ほか)
著者等紹介
渡辺みどり[ワタナベミドリ]
東京都に生まれる。早稲田大学を卒業後、日本テレビ放送網に入局。1980年、ドキュメント番組「がんばれ太・平・洋 三つ子十五年の成長記録」を制作し、日本民間放送連盟賞テレビ社会部門最優秀賞を受賞する。数々の皇室特番も手がけ、報道局エグゼクティブ・プロデューサーとして活躍。文化女子大学客員教授。ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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