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講談社+α文庫
日本プロレス帝国崩壊―世界一だった日本が米国に負けた真相

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  • サイズ 文庫判/ページ数 279p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062810319
  • NDC分類 788.2
  • Cコード C0195

内容説明

力道山、馬場、猪木、そして女子プロセスまで…かつては世界一の栄華を誇り、世界中のファンから尊敬されてきた日本プロレス界にいったい何が起こったのか!?一方の米WWEは、総資産10億ドルの大企業としてウォール街のお墨付きまでもらい、新規株式公開にも踏み切っている。活字にならなかった日米マット界逆転の舞台裏を“シュート活字”の第一人者が徹底検証。現状の分析なくして、復興への道はない。

目次

第1章 プロレスには種も仕掛けもあった!(どうしてアメプロは市民権を得られたのか;日本では絶対タブーな業界用語の数々 ほか)
第2章 アメプロのオキテ破りへの道(アメプロの象徴“鉄人”vs.プロレス幻想論信者;WWF代表ビンス・マクマホンが帝王になるまで ほか)
第3章 これが日米大逆転劇の真相だ(アメプロ大爆発の仕掛けと工夫;日米でプロレスの差がなくなった! ほか)
第4章 アメプロ混沌期の苦悩から成功法則を学べ(真実を伝えるメディアを味方につけよ!;「月曜生TV戦争」の結末に見る教訓 ほか)
第5章 日本マット界はなぜ凋落してしまったのか(「日本だけは特別」論が未来を阻む;メディアは騙せてもスポンサーは騙せない ほか)

著者等紹介

タダシ☆タナカ[タダシタナカ]
本名、田中正志。1959年、大阪府に生まれる。同志社大学法学部在学中、日本で最初に誕生した学生プロレス団体DWAの創設に参加。1979年からは世界初のプロレス・ミニコミ誌「Wrestling Digest」を編集・発行する。コロンビア大学大学院ビジネス・スクール修了。MBA取得。その後、ウォール街の証券マンから格闘技ジャーナリストに転身。合計17年のニューヨーク生活を経て、東京に潜伏中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雲をみるひと

19
15年前から20年前くらいの日本のプロレス界の迷走期に書かれたWWEの興隆と新日本プロレスの低迷を論じた本。新日本プロレスに対してプロレスの質は高いにも関わらずサービスメニューの提供戦略に誤りがある旨を問題提起しているが、解決策として海外事例、具体的にはWWEがエンターテイメントとしてサービス提供している実例を紹介しているに過ぎない印象を受けるためか、当時よく出ていたプロレススキャンダル本とあまり変わらない内容になってしまっている印象を受けた。2021/03/03

ビーフハート

1
タイトルから、日本プロレス帝国崩壊についての分析や原因追及、裏話の数々やスキャンダル、闇の真相など期待していたのですが、う~ん、全く違っていました。この内容なら「アメリカンプロレス奇跡の再興 落ち目だったアメプロが復活した真相」の方が良いような気がするのですが。。2015/06/13

かるまじろ

1
かつては世界中のマニアから羨望のまなざしで 見つめられていた日本プロレス界 今も世界トップクラスの水準を持ちながら アメリカのエンターテイメント・プロレスWWEに 惨敗を喫してしまった真の理由を考察する いつまでも「俺達は真剣勝負だ!」と とっくにバレた嘘をつき続けるのか? 真実を明らかにした方がパイは大きくなり 皆にもっと大きな利益があるのに 既得権にしがみつく一部の糞虫達を糾弾する2006/07/11

ホリエンテス

1
2006年に出されたプロレス業界本。WWEの成功などが中心で日本プロレス部分の記述が少ない。プロレスはエンターテイメントショーとカミングアウトして生き残るべきだと言ってるが、それで市民権を得られるのかはわからない。やはり日本人はあからさまに明らかにされるより何となくの空気感で成り立つ業界が好きなんじゃないか?大相撲も一緒。2014/04/15

readtuktuk

1
「はっきりとプロレスの仕組みを公開した」アメプロ(アメリカのプロレス)がいかに成功し、情報公開をしていない非エンタメ路線の日本のプロレスが没落したかを書いている本。その情報公開とか「アングル」(仕掛け)のサンプルをもっと紹介してほしかったのに、そんなこと読者は承知でしょとばかりに進めてしまうので、こちらとしては「それでプロレスって何がおもしろいの?」と疑問に思ってしまう。スティーヴン・キングが『死の舞踏』の中で、人はなぜホラーに魅了されるのかを膨大だ熱量で語ってくれたのに、この本では、プロレスの何が魅力な2010/02/12

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