出版社内容情報
福井 憲彦[フクイ ノリヒコ]
著・文・その他
杉山 正明[スギヤマ マサアキ]
著・文・その他
大塚 柳太郎[オオツカ リュウタロウ]
著・文・その他
応地 利明[オウジ トシアキ]
著・文・その他
森本 公誠[モリモト コウセイ]
著・文・その他
松田 素二[マツダ モトジ]
著・文・その他
朝尾 直弘[アサオ ナオヒロ]
著・文・その他
青柳 正規[アオヤギ マサノリ]
著・文・その他
陣内 秀信[ジンナイ ヒデノブ]
著・文・その他
ロナルド・トビ[ロナルド トビ]
著・文・その他
内容説明
歴史を問うことは、現在を問うことである。人口と資源、海と人類、宗教と社会、世界史の中の日本、そして人類誕生の地・アフリカの現状。文明の来し方とこれからを「人類史」の視座から多角的に論じる。
目次
第1章 世界史はこれから―日本発の歴史像をめざして
第2章 「一〇〇億人時代」をどう迎えるか―人口からみた人類史
第3章 人類にとって海はなんであったか
第4章 「宗教」は人類に何をもたらしたか
第5章 「アフリカ」から何がみえるか
第6章 中近世移行期の中華世界と日本―世界史のなかの日本
第7章 繁栄と衰退の歴史に学ぶ―これからの世界と日本
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
デューク
2
講談社の創業100周年記念出版として発行された、全21巻の人類の歴史。最終巻は、歴史から考える人類のこれから。 「歴史を問うという行為は、現在の位置を見極め、現代人が直面している問題のありかを明確にして、これからの人類の進むべき道を問うためにこそある」。多くの人々が参加した本シリーズの中で、筆者らの共通した見解である。歴史を学ぶことで、諸課題に対する明確な答えが見つかるわけではない。だが的確なヒントは、必ず歴史の中にある。そのヒントを活かせる人物こそが、教養のある人物なのではないだろうか。おすすめ2018/07/05
どん
0
共著者が多くそれぞれの章で毛色が全く違うため、全体の感想は言いづらい。「第四章「宗教」は人類に何をもたらしたか」は面白く読めた。2016/08/21
kozawa
0
全巻読んだ上で、それに入りきらなかった視点を幾つか提示している。ページの制限がなければそれぞれのテーマで1巻ずつやってほしかったぐらいなのだが。2011/02/05
numainu
0
評価C2009/10/06
pierre-morgan
0
タイトルに惹かれて買ってみましたが,各章とも中途半端なボリュームで鋭さが感じられません。歴史を語るにはディテールも含めてある程度の紙数が必要だということかもしれません。特に第1章は筆者の「上から目線」ばかりが目立つ,自己陶酔型の論調で読んでいて嫌な気分になります。2010/04/10