出版社内容情報
式と回路の関係を実感。入りやすい自習書。回路の理解に必要な数学を同時に学びつつ、現実の「もの」との関わりをいつも意識できる。自然に練習がはじめられ、解析や回路網が身近なものになる。背伸び不要
内容説明
本書では、微分、積分、複素計算を回避して回路の応答を求めている。重要なことがらの説明と例により、基本的な解法と考え方を復習。「解く!」では、読みながら空欄を埋めることにより、理解度を確かめ、かつ解法を自分のものとする。「練習問題」では、助けを受けることなく自分で解くことに挑戦し、回路の過渡状態の解析手法や一般的なシステムの解析手法を身につける。
目次
第0章 はじめに(回路素子の図記号;電気回路で用いられる単位系 ほか)
第1章 直流回路(インパルス関数とユニットステップ関数;微分方程式で表される回路方程式 ほか)
第2章 ラプラス変換と回路解析(ラプラス変換;基本的なラプラス変換 ほか)
第3章 フーリエ解析に基づいた回路解析(フーリエ級数;フーリエ変換 ほか)
第4章 付録(非同次微分方程式の解法;基底と線形結合 ほか)
著者等紹介
石井六哉[イシイロクヤ]
工学博士。1967年東京工業大学工学部卒業。1972年東京工業大学大学院理工学研究科博士課程修了。現在、横浜国立大学名誉教授
竹村泰司[タケムラヤスシ]
博士(工学)。1988年東京工業大学工学部卒業。1993年東京工業大学大学院理工学研究科博士課程修了。現在、横浜国立大学大学院工学研究院教授
濱上知樹[ハマガミトモキ]
博士(工学)。1988年千葉大学工学部卒業。1999年千葉大学大学院自然科学研究科博士課程修了。現在、横浜国立大学大学院工学研究院教授
市毛弘一[イチゲコウイチ]
博士(工学)。1994年筑波大学第3学群情報学類卒業。1999年筑波大学大学院工学研究科博士課程修了。現在、横浜国立大学大学院工学研究院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。