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内容説明
東宮御所、皇居宮殿壁画や唐招提寺障壁画の全点紹介と、初期“私の窓”ほかの心象風景や詩画集『コンコルド広場の椅子』から絶筆“夕星”まで全99点を収録。
著者等紹介
東山魁夷[ヒガシヤマカイイ]
1908年、神奈川県横浜市に生まれる。東京美術学校(現・東京藝術大学)日本画科、同研究科卒業。結城素明に師事。ドイツに留学して、西洋美術史を学ぶ傍ら、各国の名画を見て歩く。戦中・戦後、父母、兄弟を相次いで亡くし、応召、終戦の失意の中、1947年、第三回日展に発表した“残照”が特選、政府買い上げとなり、これをきっかけに、風景画家としての道を歩み始める。以後、精力的に日本国内、そして北欧・ヨーロッパ、中国各地への取材旅行を重ね、日展を中心に作品を発表、戦後の絵画史に数多くの名作を残した。日本藝術院会員、日展顧問など要職を歴任、1969年に文化勲章受章、文化功労者として顕賞された。1999年5月6日、逝去。享年九十歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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れみ
69
東山魁夷さん生誕100年記念のアートアルバム第三巻。この巻は、唐招提寺の障壁画や襖絵、皇居や東宮御所の壁画やそのもとになった準備作などがメイン。そういう大きな作品の迫力や華やかさに心奪われつつも、「宵桜」の月の光に仄かに輝く桜の花ひとつひとつの繊細さや大好きな「コンコルド広場の椅子」に心惹かれる。2016/05/02
SK
2
337*すばらしいシリーズ。おすすめ。後半期の障壁画、水墨画を中心に収録。「日月四季図」「朝明けの潮」「悠紀地方風俗歌屏風」など公的な作品もまとめて掲載されている。巻末には、取材地MAP③。2016/12/16
Y
0
○2019/05/21