出版社内容情報
病気の根底にある死の恐怖から逃れるには? 患者さんの気持ちに寄り添いながら、本人にしかわからない苦しみやつらさを解き明かす。いきなりやってくる「死」の恐怖。不安が不安を呼びパニック発作をくり返す。それが不安の病「パニック症」です。病院の検査で異常はなく、周囲からは甘えている、たいしたことないのに騒いでいる、などと誤解されがち。この病気を理解するには、本人がどんな気持ちでいるのかを知ることが重要です。病気の進行とともに本人の気持ちがどう変化していくか、周囲に理解されないつらさと心の悲鳴をイラスト図解。
まえがき
巻頭 あなたへのメッセージ
1 突然、強烈な不安に襲われた
2 病気になったのは自分のせいかと悩む
3 徐々に憂うつな気分が強くなっていく
4 治すのではなくコントロールしていこう
貝谷 久宣[カイヤ ヒサノブ]
監修
内容説明
いきなりやってくる「死」の恐怖。不安が不安を呼び、パニック発作をくり返す。この苦しみはいつまで続くのか?周囲に理解されないつらさと心の悲鳴をイラスト図解。
目次
1 突然、強烈な不安に襲われた(パニック発作―心臓が止まって死ぬかもしれない;パニック発作―このまま気がおかしくなりそう ほか)
2 病気になったのは自分のせいかと悩む(原因―原因は性格?それとも育て方?;解説―性格ではなく、体質と環境が主な要因 ほか)
3 徐々に憂うつな気分が強くなっていく(抑うつ―気分が落ち込む日が多くなってくる;抑うつ―常に憂うつだが好きなことならできる ほか)
4 治すのではなくコントロールしていこう(経過―なかなか治らなくて焦ってくる;残遺症状―発作がなくなっても不調が残っている ほか)
著者等紹介
貝谷久宣[カイヤヒサノブ]
1943年、名古屋市生まれ。医療法人和楽会理事長。名古屋市立大学医学部卒。ミュンヘンのマックス・プランク精神医学研究所に留学。岐阜大学医学部助教授、自衛隊中央病院神経科部長をへて、93年、なごやメンタルクリニック開院。97年、赤坂クリニック理事長となる。医学博士。パニック症、不安症群の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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