こころライブラリーイラスト版
大人のAD/HD 注意欠如・多動(性)障害

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  • サイズ B5判/ページ数 102p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784062789592
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C2311

出版社内容情報



田中 康雄[タナカ ヤスオ]
監修

内容説明

どんなに注意しても、失敗をしてしまうのは、いったいなぜなんだろう?多動性・衝動性・不注意は、成長とともに心にどのように影響していくのか大人のAD/HDの心理を徹底解明。

目次

第1章 大人になってもAD/HDは残る(子ども―多動性・衝動性・不注意に悩む;子ども―脳機能不全や生活環境が要因に;大人―多動性は弱まり、不注意が際立つ ほか)
第2章 いつも不注意な自分が嫌になる(仕事の悩み―用事を先送りにするくせに悩む;仕事の悩み―忘れ物が多く、周囲に申し訳ない;仕事の悩み―上司に意見して、あとで悔やむ ほか)
第3章 ミスに疲れて、生きる意欲を失う(関連する障害―診断名はひとつの基準にすぎない;関連する障害―ほかの発達障害が併存しやすい ほか)
第4章 互いにねぎらい、赦し合っていく(田中先生に聞く―悩んだら、誰に相談すればよいのか;田中先生に聞く―大人のAD/HD相談先リスト ほか)
第5章 治療法は日々、変化している(田中先生に聞く―どのような治療が受けられるのか;受診―発達障害の専門医は、多くない ほか)

著者等紹介

田中康雄[タナカヤスオ]
1958年、栃木県生まれ。北海道大学大学院教育学研究院附属子ども発達臨床研究センター教授。1983年に獨協医科大学医学部を卒業、旭川医科大学、北海道立緑ヶ丘病院、国立精神・神経センターなどをへて現職。専門は地域臨床精神医学。他職種の専門家たちと連携をとり、発達障害や虐待などに苦しむ児童・青年の臨床にあたっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

進☆彡19@雰囲気重視

17
多動性、衝動性、不注意。理解し弱点を補う。2022/07/22

ぼんくら

15
見開き一ページで症例、解決方法、アドバイスなどが具体的に書かれていてとても参考になった。社会人として実際に困っていることに対しての具体的な対応策もあり、実践できそう。基本は暮らし方と生活環境を見直すこととある。それがなかなか難しいんだろうな。2015/05/23

太田青磁

11
ひとつの作業を仕上げずにほかの作業に移ろうとする・机の上を片付けられない・時間にルーズ・まわりに相談せずに、独断で重要なことを決める・考えずに行動しているようにみえる・作業全体を小分けにして紙に書き出し、できることから順番に片付ける・忘れないことではなく、忘れやすさを補うことを目指す・スケジュールには自分が思っている以上に余裕を持たせる・イライラしたら、ひとまず場を離れる。落ち着いてから話す・衝動性を消すことはできません。できるのは衝動が向く方向を変えることです・ひらめきや集中力などの長所に気づく2018/12/24

たらちゃん

11
階段から落ちて以降?言われていることが理解できなかったり、わかっているのにできなかったり、違うことをしてしまって自分でもびっくり。この本を読んでみました。とりあえず何でもメモをとるようにします。2016/11/27

りえぞう

6
治療して完治するものではない。自分にできることとできないことを洗い出し、自覚し、得意分野で生きていけ、ということですな。2013/08/02

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