内容説明
「依存」と「過剰な甘え」の裏返しが暴力に!普通のよい子が荒れていく。なにが不満なのか?どうしてほしいのか?暴力に隠された子どもの心理を徹底図解。
目次
第1章 「症状」の裏にある意味を考える(本音―劣等感にさいなまれ、助けを求めている;きっかけ―これまで抑圧されていた何かが爆発する ほか)
第2章 暴力はどこから生み出されてきたか(ケース3 子どもひとりに注がれてきた12の親の目;背景―五つの要因からとらえる必要がある ほか)
第3章 心に嵐が吹き荒れるとき(ケース4 「ぼくはいったい何者なんだろう」;危機―のりこえなくてはならない思春期危機 ほか)
第4章 自己の確立が思春期の課題(ケース5 親といっしょのところを友人にみられたくない;心の構造―「無意識」には倫理観や道徳心が宿っている ほか)
第5章 親が変われば子どもも変わる(ケース6 家庭内暴力を長期化させる親の対応とは;対応―親が陥りがちな二つのパターン ほか)
著者等紹介
山中康裕[ヤマナカヤスヒロ]
1941年生まれ。名古屋市立大学医学部卒。同大学院修了。医学博士。京都大学河合隼雄教授にユング派教育分析を受ける。スイス留学3度。京都大学教育学部長を経て、2005年に退職。京都大学名誉教授、京都ヘルメス研究所所長、カワンセラー(河川を守り、子どもたちと自然とのつながりを見直す活動を行う)。米国表現病理学会エルンスト・クリス賞ほか受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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テビチ
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