内容説明
わが子なのに可愛く思えないのはなぜ?毎日の育児にイラつき、悩み、神経をすり減らしていく母親の心理を徹底分析。読めば、心が軽くなる。
目次
第1章 「今どきの母親は…」と言うけれど(あんなカッコしているからダメなんだ!?;すぐに出てくる「今どきの…」の声 ほか)
第2章 よい母親であることを自ら求め続けている(子育てに失敗は許されない!;パーフェクトママめざして日々努力! ほか)
第3章 「励まし」だけでは救われない母親の心(あなただけじゃないのよ、と言われても;今日も一日、日本語を話さなかった ほか)
第4章 ふつうの母親が「虐待」をしてしまうとき(これって虐待?私って鬼母?;ひと口に虐待と言ってもさまざま ほか)
第5章 今必要なのは、母親に寄り添うこと(子育てが「孤育て」にならないように;たまには子どもと離れる時間をもとう ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まったん
6
まだ出産の予定はないけど予習にと読んだ。ページが進むにつれて気が重くなっていった。子どもは可愛いけど24時間一緒にいれば可愛いだけではない。自分の時間や気力体力なども犠牲にしてそれでも頑張って育児をしているとこに、世間の「母親とはこうあるべき」や、夫、姑、実親側の一方的な意見などを言われたらたまらなく辛いだろうな…。せめて身近な人達には温かく見守って欲しいし手も貸してもらいたいし、何よりも夫の協力と理解が一番必要だと改めて感じた。わたしが出産することになったら未来の夫にこの本を読んでもらおうかな。2016/05/26
はるくや
5
「昔の母親は大変だった」「おしゃれなんかしてると育児が疎かになる」という人の幻想を打ち砕いてくれる本。普通のお母さんが虐待をする気持ちがわかってしまうだけに切ない。2012/07/01
西川明子
4
初めての育児のときには育児不安が非常に強く、大日向先生の本をかなり読み漁った。タイトルがそのものズバリなので本棚においてあるとどきっとされる心配はあるが、イラストも多くわかりやすいのでおすすめ。
ミィさん
3
「今どき」の母親の葛藤をコンパクトに誰でも分かるように解説し、子育て支援の大切さを説いた本。母親自身が、母性神話、3歳児神話(3歳までは母親が子育てしないと良い子に育たない)に囚われてるのかも。ワタシはいい母親であろうとしていた。あと「母親ならみんなやってるよ」と言われるのが一番キツイ。そんな説教いらん。未だに、3歳児神話を信じて疑わないうちの親に読ませようかな。2015/03/03
iijima shinichi
2
虐待は紙一重。今育ててるのでわかります。心の余裕ってとっても大事。2012/08/04
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