内容説明
ほかの妖精たちに手つだいをたのまれると、なんでも引き受けてしまうプリラ。ネットルに毛虫の毛刈りの手つだいをたのまれたときも、「やってもいいわ。」と、答えてしまいました。はじめはよかったのですが、毛を刈る仕事は、ちっとも楽しくありません。こんどは、自分の気持ちをはっきり伝えて、ことわろうと心に決めたのに…。小学中級から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
maiko
10
プリラはピクシーホロウで唯一の人間の世界に自由に行き来できる特別な妖精。子供が妖精を信じていないと、妖精たちは死んでしまう。そのためには、プリラが人間の世界に行き、子供たちの前に姿を現すことがとても大切。けれどプリラは他の妖精たちの手伝いを「イヤ」と言えず、なかなか人間の世界に行けていない。プリラははじめての嘘をついてお手伝いから逃れようとするけど…2022/12/07
ふわ
2
プリラが、かわいそう。2011/11/16
とも
2
ちょうちょのいたずらがかわいい。振り回されるプリラいい性格だ。2010/11/22
カタバミ
0
妖精にとっては必要なことだけど思う存分できないのは仕方がないことでもある、と思いました。いつか同じ才能の妖精が現れたら何かが変わるのかもしれないとも思いました。