内容説明
目覚めた場所は硬くて冷たい床の上だった―。“私”は自称ミステリ作家の富豪、火照陽之助の屋敷を取材する。目当ては庭の迷路に隠されたシェルターだったのだが…。そこで発生する極限状況下の連続密室殺人事件。地の底で待つ謎と恐怖と驚愕の結末とは何か?“作家三部作”に連なるホラー&ミステリ長編。
著者等紹介
三津田信三[ミツダシンゾウ]
編集者を経て2001年『ホラー作家の棲む家』(講談社ノベルス、『忌館』と改題、講談社文庫)で作家デビュー。2010年『水魑の如き沈むもの』(原書房、講談社文庫)で第10回本格ミステリ大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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出版社内容情報
作家の眼前で繰り広げられる連続密室殺人。
作家の眼前で繰り広げられる連続密室殺人。
作家が取材で訪れた富豪の庭の迷路の下にシェルターの入口はあった。そして空に巨大な閃光が……。動機のあるはずもない初対面の人間同士のなかで殺人は続く。終末の惨劇の真相は? 三津田信三、再び。