出版社内容情報
母は子を守り、子は母を生かす。愛情は人間固有のものと誰が決めた? 「母の仇」と向き合うことを決意した新一はある場所へ向かう。母は子を守り、子は母を生かす。愛情は人間固有のものと誰が決めた?
執拗に「右手」に興味を示す「田村玲子」。彼女は人間の子供を産み育てていた。その行動を危ぶむ寄生生物の仲間たち。一方、最強生物「後藤」との死闘の末、街に戻ってきた新一は、探偵に起きた悲劇を知り「母の仇」と向き合う決意をする。寄生生物誕生の謎を解く鍵はこの戦いにある。第六巻(全八巻)。
岩明 均[イワアキ ヒトシ]
著・文・その他
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yobata
13
田宮良子との決着。自分が何者なのか?パラサイトとの存在意義とは何か?を考え続けてきた田宮。同じパラサイト達に危険視され3人で襲われるも返り討ちにする程の実力者だったけど、最後は実験として産んだ筈の子供を守りながら死んでゆく…。殺ろうと思えば簡単に殺れた刑事達の発砲を前に、新一に子供を託すため、心に語りかけ亡くなってゆく。その母親の姿を見て新一はついに涙を取り戻す。この巻は生と死,人間とパラサイトと1番考えさせられるし、感動する巻だったね。そして田宮が最後忠告した後藤の戦いが待ち受けるのか…。2014/12/12
緋莢
11
強力な寄生生物・後藤からからくも逃れる事が出来た新一。そんな中、新一の秘密を知った探偵・倉森の家族が寄生生物に殺されてしまう。それを知った新一は・・・2015/02/03
イビサ
4
田村玲子の最期がカッコ良過ぎ「…この前 人間のまねをして…鏡の前で大声で笑ってみた… … …なかなか気分が良かったぞ… ……」P2262015/01/17
えいちゃん
3
とてもドラマチックな展開です。新一と田村の最後のシーンがよかった。 はやく続き読みたい。2015/01/12
エヌ
2
★★★★☆(*^^*)ミギーいいねぇ2016/12/26
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