出版社内容情報
九州・三池炭鉱。一人の警官の人生を軸に、熱き男たちの生き様を描いた話題作。吉川英治文学新人賞、日本冒険小説協会大賞受賞作。九州・三池炭鉱。一人の警官の人生を軸に、熱き男たちの生き様を描いた話題作。吉川英治文学新人賞、日本冒険小説協会大賞受賞作。
第一部 昭和四十九年 1974
第二部 昭和五十六年 1981
西村 健[ニシムラ ケン]
著・文・その他
内容説明
昭和三十八年。福岡県の三池炭鉱で大規模な爆発事故が起きた夜に、一人の警察官が殺された。その息子・猿渡鉄男は、やがて父と同じく地元の警察官となり、事件の行方を追い始める。労働争議や炭塵爆発事故の下、懸命に生きる三池の人々と、「戦後の昭和」ならではの事件を描いた、社会派大河ミステリー。
著者等紹介
西村健[ニシムラケン]
1965年福岡県福岡市生まれ。東京大学工学部卒業。労働省(現・厚生労働省)に入省の後、フリーライターになる。1996年、『ビンゴ』(講談社文庫)で作家デビュー。ノンフィクションやエンタテインメント小説を次々と発表する。2005年、『劫火』で第24回日本冒険小説協会大賞を受賞。2010年、『残火』で第29回日本冒険小説協会大賞を受賞。2011年、『地の底のヤマ』で第30回日本冒険小説協会大賞を、2012年、同作品で第33回吉川英治文学新人賞を受賞。また、2014年には『ヤマの疾風』で第16回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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