講談社文庫
カレチ 〈3〉 - 車掌純情物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 412p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062779395
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0193

出版社内容情報

最終章分割民営化では、国鉄をとりまく環境が激変。リストラが進む中、新たな人生の選択を迫られたプロ達の最後の闘いを描き出す。激動の昭和五十年代。国鉄内部で次第に高まる合理化の圧力に晒され、荻野カレチの仲間たちは、それぞれ新たな道を歩み始める。そんな中、あえて現場を離れ、助役補佐の職に就いた荻野の真意とは――。分割民営化に揺れる国鉄を舞台に、最後まで仕事への誠意を貫くプロたちの激闘を描く、感動の文庫化完結編。

池田 邦彦[イケダ クニヒコ]
著・文・その他

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

fumikaze

8
泣いてしまった。国鉄がなくなりJRへ変わる時期を丁寧に描いていて、重く心に響く。1巻が明るいだけに余計に時の流れを感じる。私自身、職場の転籍や吸収合併を体験しているだけに(程度は違うが)その辛さは想像できる。実際に荻野カレチのような人も、自殺・辞職していった職員もいただろう。最後に載っている作品も良い。この著者の他の作品も読んでみたくなった。2018/07/31

fumikaze

4
国鉄を愛し大切に思っていた多くの人々がいたという事実。荻野カレチが辞表を出して国鉄を去るところで話は終わる。🥲2025/06/11

ひろさん

3
国鉄民営化に揺れる時代を背景に人間の生き様を考えさせられる重いテーマを扱っています。 最終話に著者のデビュー作品があり、それが秀逸。素晴らしい! 久々に読んだ漫画。素晴らしかった。 私にも「鉄分」10%ぐらいあるのかも・・・。2014/11/11

ヨローリン

2
「仕事は金のため」と割り切る連結手の姿勢に批判的だったり、業務推進チーム(実態は、退職追い込み部屋)を美化し過ぎる作者の考えには嫌悪感があるが、その他は、国鉄マンの仕事ぶりに共感できた。2014/12/15

ビスコ

1
生まれたときには既にJRだった、というような若造なので、実際の国鉄末期を知らないが、相当腐敗していた、ということは容易に理解できる。収録された話はいずれも、国鉄の末期も末期、分割民営化へ向けての合理化等が背景にあり、そんな激動の国鉄で、仕事への熱意に揺れる人々を描ききった、と思える。2015/02/10

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