出版社内容情報
横浜を舞台に、貧乏探偵コンビと愛犬マーロウが、ヤクザ、警察、チャイニーズ・マフィアの抗争に巻き込まれる痛快ミステリー。悪夢から覚めた私立探偵・鯉沼柾は相棒の鷹羽俊作と共に横浜・黄金町の旧い映画館にいた。首に時限爆弾が巻き付けられている。スクリーンに映るのは指定された銀行で指定通りの時刻に1000万円を強奪せよと言うゴリラのお面の男。約束を守れなければ48時間で首輪が爆発すという。貧乏な探偵事務所を営む二人はそんな大金を工面できるわけもなく、銀行に押し入ることを選ぶ。強盗の最中ぶつかった男とバッグを取り違え、拾って持ち帰ったバッグの中には金はなく、代わりにくまモンのぬいぐるみ。銀行の二階では殺人も行われて二人は凶悪犯として警察に追われる。川崎のヤクザが関内の事務所に二人を探しにくるが、助手の堀川陽子と愛犬マーロウがジークンドーの技と犬の牙で撃退、ぬいぐるみの中にはヤクザの秘密情報が記されたマイクロ・フィルムがあるらしい。結局、ヤクザに拉致される鯉沼と警察に確保される鷹羽……。横浜ベイサイドを舞台に、貧乏探偵コンビと愛犬マーロウが、ヤクザ、警察、チャイニーズ・マフィアのアンダーグラウンドの抗争に巻き込まれる、ジェットコースター・アクション小説。第二回エキナカ書店大賞を受賞した『ミッドナイト・ラン!』に続く、待望の横浜事件シリーズ第二弾!
樋口 明雄[ヒグチ アキオ]
著・文・その他
内容説明
横浜関内で貧乏な探偵稼業を営む鯉沼と鷹羽。酔いつぶれて目が覚めた二人の首には爆弾が巻かれていた。銀行から一千万円強奪しなければ四十八時間で爆発すると脅迫する謎の男。しかたなく銀行を襲った二人は警察とヤクザに迫われるはめに。事務所の忠犬マーロウ&探偵コンビの痛快大活劇。
著者等紹介
樋口明雄[ヒグチアキオ]
1960年、山口県生まれ。2008年に刊行された『約束の地』で、第27回日本冒険小説協会大賞、第12回大藪春彦賞をダブル受賞。講談社創業百周年記念書き下ろしとして単行本で2010年刊行され、2012年文庫化された『ミッドナイト・ラン!』が、第2回エキナカ書店大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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