出版社内容情報
各紙誌に「物語ることの限界に挑み、小説の未知なる可能性を示した」と絶賛された、芥川賞作家の傑作!私が出会った、まるで記憶の中の自らの顔を見ているかのような瓜二つの男。チョコレート工場で働くその男の家族の物語は、やがて時も空間も自由に超えて、目眩くチョコレートの世界史へと接続する――各誌紙に「物語ることの限界に挑み、小説の未知なる可能性を示した」と絶賛された、芥川賞作家の傑作!
「この物語には、言葉を用いて論じようとする気など
ほとんど起きないような、
心に食い入る官能の詩がある」
――第21回Bunkamura ドゥマゴ文学賞
選考委員・辻原登―
磯崎 憲一郎[イソザキ ケンイチロウ]
著・文・その他
内容説明
私が出会った、まるで記憶の中の自らの顔を見ているかのような瓜二つの男。チョコレート工場で働くその男の家族の物語は、やがて時も空間も自由に超えて、目眩くチョコレートの世界史へと接続する―各紙誌に「物語ることの限界に挑み、小説の未知なる可能性を示した」と絶賛された、芥川賞作家の傑作!
著者等紹介
磯崎憲一郎[イソザキケンイチロウ]
1965年、千葉県生まれ。2007年「肝心の子供」で第44回文藝賞を受賞しデビュー。’08年「眼と太陽」で第139回芥川賞候補となり、’09年「終の住処」で第141回芥川賞を受賞した。’11年に本書『赤の他人の瓜二つ』(講談社)で第21回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を、’13年には『往古来今』(文藝春秋)で第41回泉鏡花文学賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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