講談社文庫<br> 猫除け―古道具屋皆塵堂

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講談社文庫
猫除け―古道具屋皆塵堂

  • 輪渡 颯介【著】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 講談社(2014/09発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062779166
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

憑きものだらけの古道具屋皆塵堂に住み込むことになった男は、じつに気の毒な過去を引きずっていた。店主の伊平次はさて、どうする?妻と母の待つ村に帰る日を心待ちにして、慣れぬ呉服屋勤めを終えた庄三郎は、村で悲惨な目に遭ってしまう。あやしい古道具屋で丑の刻参りの道具を漁るまでに追い込まれてしまったその男は、伊平次と出会い、その古道具屋に住み込むことに。暗くてすぐ騙される男が、曰くだらけの品ばかりそろっている皆塵堂で、はたして立ち直れるのか。そして巷では、猫好きの厳つい棒手振りの巳之助が激怒する、猫をいたぶる事件が起こっていた。

丑の刻参りの女
曰く品の始末の仕方
憑いているのは
頭の潰れたふたつの屍体
猫除け根付
 あとがき


輪渡 颯介[ワタリ ソウスケ]
著・文・その他

内容説明

憑きものばかりの皆塵堂に現れたのは、ツキに見放された不運の男だった。母親と美しい妻を村に残し馴れぬ呉服屋奉公を勤め上げるが、村では石礫で迎えられ、給金も家族も丸ごと失ってしまう。恨みを晴らす丑の刻参りの道具を求めた庄三郎に、店主の伊平次は!?とぼけた人情味と怪談噺で大注目、お江戸ミステリ。

著者等紹介

輪渡颯介[ワタリソウスケ]
1972年東京生まれ。明治大学卒。『掘割で笑う女―浪人左門あやかし指南』で第38回メフィスト賞を受賞し、講談社ノベルスよりデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶち

95
前作は"ほのぼの"とした作風でしたが、今作はおどろおどろしさに溢れています。登場人物達は相変わらずコミカルなのに...おぉ怖い怖い...。 でも、猫の鮪助と白助の登場回数が増えたのは嬉しいです。2018/04/18

ぶち

93
(再読) 古道具屋皆塵堂で丑の刻参りの道具を買い求めるほどに虐められ、悲惨な目に会ってきた庄三郎が今巻のメインキャスト。前巻のメインだった太一郎は実家の古道具屋の若旦那になっていますが、こちらも折に触れて登場してきます。てか、皆塵堂から勝手に厄介事(幽霊つきの古道具)を押し付けられて頻繁に登場するはめに... そうなんです、収められている全ての短編がおどろおどろしい怪談話なんです。となると、やっぱり太一郎頼みです。猫好きには虫唾が走る場面もありますが、鮪助や子猫の白助の登場場面が多くなって嬉しいです。2022/09/13

papako

80
そっか、その都度主人公が変わるんですね。この巻はついてない男、庄三郎。叔父と嫁に騙され母親の死に目にも会えず、村を追われて丑の刻参り。だけど皆塵堂で救われる。それにしても出てくる幽霊は結構えぐいし、事件は悲しい。それでもなんかほっこりできるような。不思議な読み心地です。最後の『猫除け根付』いい結末で好き。太一郎の災難は続く!2021/06/08

sin

55
前回の主人公?がいい感じに距離を置いてこの巻に絡んでくるところが自然でいい。今回の主役の物語はなんだか大人な決着で幕を閉じてしまったが、そういった感じは座り心地が悪いものの世の中勧善懲悪で割り切れるものではないということだろう?そして物語としてのひどい扱いとその一転、愛され方をする猫たちのその有様にハラハラしたりウキウキしたり、やっぱり猫は可愛いな…というそんなおはなし2015/04/28

mihya

41
皆塵堂の2冊目。前作であんなにあたふたしていた太一郎は幽霊が見える件では開き直って、ちょっとだけしっかりしてた。水、猫、鰻は相変わらずだけど。 今作のメイン『見えちゃう人』は庄三郎。途中から白助も銀杏屋に加わった。1作目と変わらない独特のサラッとした感じで、やっぱり楽しく読めた。幽霊の描写がグロいのは、軽くなりすぎずに良いのかもしれない。 ただ、猫が酷い目に遭いすぎて悲しい…2022/09/15

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