出版社内容情報
時代を代表する作家が選ぶ極上の短編ミステリー・シリーズ。新本格の旗手・綾辻行人が選び抜いた作品とは? その独特の視点に注目!時代を代表する作家が選ぶ極上の短編ミステリー・シリーズ。新本格の旗手・綾辻行人が選び抜いた作品とは? その独特の視点に注目!
日本推理作家協会[ニホンスイリサッカキョウカイ]
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内容説明
名作は読み継がれ、その神髄は受け継がれる。好評推理短編アンソロジー第九弾の案内人は言わずと知れた本格ミステリの旗手・綾辻行人。一九七八年、一九八八年、一九九八年のベストセレクション。宮部みゆき、東野圭吾、泡坂妻夫…名手が選んだのは、豪華そして華麗なる作品群。心ゆくまでお楽しみ下さい。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コットン
66
推理作家による他の推理作家の短編小説集。中でも『我らが隣人の犯罪』が面白い。解説を読むと、これが宮部みゆきさんのデビュー作だった。2023/12/28
KAZOO
37
綾辻さんが選んだ1978年、88年、98年からのベストミステリー。この中ですでに読んでいたのは宮部さん、東野さんです。都筑さんのはショートショートで今まで未読の作品でした(どこかで読んでいたかもしれません)。綾辻さんの解説を読むと順番をかなり考えたようでこの並べた順番通りに読んでほしいと書いてありました。2014/12/27
佐島楓
23
セレクトが、ガチガチの本格というより、うーん、雰囲気があって、読ませるなぁ、と思わずうなってしまうような作品ばかりだった。ミステリ初心者にもおすすめしたい。2014/10/30
pulpo8
19
謎シリーズは恩田陸、辻村深月、東野圭吾に続いて4冊目。今回のブレンダーは綾辻行人が務め、8編収録されている。が、今までで一番収獲の少ない一冊だった。どれもあまりパッとしない中、「過去が届く午後」唯川恵の怖さが光っていた。また、泡坂妻夫の「砂蛾家の消失」は綾辻氏の時計館の殺人を彷彿とさせ、上手いと思った。一番本格度の高い歌野晶午「ドア⇄ドア」はちょっと後出し感が強いかな。まあまあ気にいったのはこの3編。逆に宮部みゆき「我らが隣人の犯罪」は主人公側のやってることが犯罪でドン引き。こんなもの面白く読めない。2015/08/01
たか
18
楽しめた。 どの短編もよみごたえがあった。我らが隣人の犯罪は再読やけどほんまよくできた短編やとおもった。2017/08/25
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- 和書
- 人間仮免中