出版社内容情報
女子大生が続々と首のない死体に。最初の被害者の名が、人気推理小説で予告されていた? 安藤シリーズ第3弾!首無し死体として発見された美人女子大生、菅野香織。彼女の死と殺害方法は、ミステリ小説の中で何故か予告されていた。首は見つからぬまま、再び発見される首無し死体。異常な連続殺人の背後には、密室の中で自ら首を切断して自殺した作家の存在があるという。被害者の同級生、安藤直樹(ルビ・あんどうなおき)が事件の真相を追う。
浦賀 和宏[ウラガ カズヒロ]
著・文・その他
内容説明
首なし死体として発見された美人女子大生、菅野香織。彼女の死と殺害方法は、ミステリ小説の中で何故か予告されていた。首は見つからぬまま、再び発見される首なし死体。異常な連続殺人の背後には、密室の中で自ら首を切断して自殺した作家の存在があるという。被害者の同級生、安藤直樹が事件の真相を追う。『記憶の果て』『時の鳥篭』に続く安藤シリーズ第3弾。
著者等紹介
浦賀和宏[ウラガカズヒロ]
1978年生まれ。’98年、第5回メフィスト賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
W-G
325
コンスタントに事件はおき続けているのに、えらくスローペースに感じる上巻。なぜだろう。過去と現在の場面転換があまり上手くいっていないからかもしれない。穂波視点の行きつ戻りつが無駄に忙しく、結果的にソレが単調さにつながってしまっているような。安藤も一作目とは別人になっている。下巻を読まないと判断しづらいが、己の過去を拗ねていじけて、殻にこもってニヒル気取っているだけにも見えて、ちょっとカッコ悪く感じてしまう。先行の二作とどう繋がってくるのか、下巻での大胆な展開に期待。2018/08/04
きっしぃ
31
どんどん登録数が減っていくよ、シリーズ3作目(笑)1.2作目は対になっていたけれど、今作は急にミステリー!首なし死体とか本格ミステリーじゃないか(笑)安藤くんは、冷めたキャラになっちゃって💦まぁ色々あったもんね…。連続して起こる殺人事件と、それを予告したような小説との関係は…?さぁ、下巻も一気に。2020/01/18
Junichi Yamaguchi
30
『どんなに人生を楽しむことが出来ない人間でも、音楽とセックスだけは楽しめる』… シリーズ3作目。 笑わない男となった主人公。 「自分さえ良ければいい」と言葉にする主人公。 前作に比べて印象が変わる。 内容も前作含めての広がりを感じる。 あまり良いラストは想像出来ないが、謎の収束を期待して(下へ)。。2020/01/08
Alice
10
前々作、前作からの私が理解できてない謎はどうなったんだ?下巻でわかるのか???2021/03/30
さと♪
6
感想は下巻にて。2018/02/21