講談社文庫
ドールマン〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062778817
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

世界最強の女仕事人・マンロー。親友を人質にとられ、人身売買の仕事を命じられる。「商品」である美少女と親友の命を救えるのか?たとえ生きて帰れなくても、彼女も、親友も殺させやしない――

全米を揺るがす若き女優・ニーヴァの失踪事件。そのニーヴァは「人形男(ドールマ
ン)」の元、「商品」として捕えられていた。彼女を「買い手」に届けるのが、親友の命と引き換えに命じられたマンローの任務だ。マンローは、ニーヴァの過去を知るにつれ、己と重ね、心通わせていく。そしてそのことが新たな火種に――。
最強のヒロイン・マンローが「大切にしている人」を盾に命じられた人身売買任務。これほど心揺さぶるアクション・サスペンスはかつてなかった!!


――あたしをエサにしてくれる?

「私は生きて帰れないかもしれないのを承知で行くの。私には他に道がないから。でもあなたにはある。自分の人生を棒に振っちゃ駄目」

――これほど何かをやりたいと思ったことはないわ。誰であれあたしを傷つけた奴を、やっと自分の手でどうにかしてやれるのよ。

「復讐は、空想だけにしておくことよ」

テイラー・スティーヴンス[テイラー スティーヴンス]
著・文・その他

北沢 あかね[キタザワ アカネ]
翻訳

内容説明

全米を揺るがす若き女優・ニーヴァの失踪事件。そのニーヴァは「人形男」に、“商品”として捕らえられていた。彼女を「買い手」に届けるのが、親友の命と引き換えに命じられたマンローの任務だ。マンローは、ニーヴァの過去を知るにつれ、己と重ね、心通わせていく。切なくも手に汗握るアクションサスペンス!

著者等紹介

スティーヴンス,テイラー[スティーヴンス,テイラー] [Stevens,Taylor]
「神の子」組織の中で誕生。普通の教育を受けないままカルト集団の働き蜂として育つ。世界中を放浪した経験を元に描かれた『インフォメーショニスト』(上・潜入篇/下・死闘篇、講談社文庫)でデビュー。一躍「ニューヨークタイムズ」のベストセラー作家となる

北沢あかね[キタザワアカネ]
神奈川県生まれ。早稲田大学文学部卒業。映画字幕翻訳を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しましまこ

7
ほぼ想像通りの結末、派手な割りにスカッとしなかったな。2014/07/20

わたなべよしお

4
 まぁ、ストーリーは予定調和的ですが、エンターテイメントなのでOK。ちょっと悲しいこともあるけれど。いずれにしても大いに楽しめました。「少女・女性虐待」(というのだろうか)に強いこだわりあるのかなぁ。それはそれでよいのだけれど、国際的な少女・女性売買の実態にもう少し迫ってくれてもよかった。ただ、今回はマイケルより、ブラッドフォードの活躍のほうが面白かったかな?2014/07/25

マンゴープリン

2
商品としてのニーヴァを連れての旅。彼女がただのお嬢さんではなく、自分と似通った経験をしてきたことを知り、徐々に心を開いていくマンロー。あと少しで顧客にたどり着く寸前にルマーニを出しぬき2人で逃げる。そして、絶対に許せない闇の少女売買組織に挑む。敵を倒したが悲しい結末も。ケイトに情けをかけてしまったのがこの事件の始まりだが、又してもかけてしまったルマーニへの情けが仇にならなければ良いが…2017/06/02

黑猫

1
2024年6月11日読了2024/06/11

いぬすけ

0
ニーヴァやルマーニとの戦闘&交流にページを使ってるせいか、肝心のドールマンとの対決が短くてあっさりしてた印象。顧客も。エンターテインメインとしてはスピード感が足りないし、内面を描くには筆力が足りない印象。これは訳のせいかも? ドラッドフォードはかっこいいけど都合のいい男って感じがぬぐえない。。うーん前作を読んだら面白いと思えるのかなあ〜。2014/11/08

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