講談社文庫<br> メルカトルかく語りき

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講談社文庫
メルカトルかく語りき

  • 麻耶 雄嵩【著】
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 講談社(2014/05発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 252p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062777933
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

容疑者なんと20人! 銘探偵メルカトルが導き出した意外すぎる犯人とは――「答えのない絵本」他、麻耶ワールド全開の問題作!!悪徳銘探偵(メルカトル)と五つの難事件、怜悧な論理で暴く意外すぎる真実の数々! ある高校で殺人事件が発生。被害者は物理教師、硬質ガラスで頭部を5度強打され、死因は脳挫傷だった。現場は鍵がかかったままの密室状態の理科室で、容疑者とされた生徒はなんと20人! 銘探偵メルカトルが導き出した意外すぎる犯人とは――「答えのない絵本」他、全5編収録。麻耶ワールド全開の問題作!!

死人を起こす
九州旅行
収束
答えのない絵本
密室荘


麻耶 雄嵩[マヤ ユタカ]
著・文・その他

内容説明

傲岸不遜で超人的推理力の探偵・メルカトル鮎。教師殺人の容疑者はメフィスト学園の一年生、二十人。全員にアリバイあり、でも犯人はいる―のか?相棒の作家、美袋三条は常識破りの解決を立て続けに提示する探偵に“怒り”すら抱く。ミステリのトリックを嘲笑い自分は完璧とのたまう“銘”探偵の推理が際立つ五篇!

著者等紹介

麻耶雄嵩[マヤユタカ]
1969年三重県生まれ。京都大学工学部卒業。大学では推理小説研究会に所属。在学中の’91年、島田荘司、綾辻行人、法月綸太郎各氏の推薦を受け、『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』でデビュー。2011年『隻眼の少女』で第64回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門、第11回本格ミステリ大賞をダブル受賞。同書は『2011本格ミステリ・ベスト10』国内ランキングでも1位を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mihya

104
銘探偵が活躍する短編集。1編読む度に「おいおいおい…」って苦笑する。「死人を起こす」では面食らったが、論理的にはなってるものの消える魔球みたいな変化球で面白かった。 「収束」が好き。2023/05/12

セウテス

94
【メルカトル鮎シリーズ】第6弾。名探偵ならぬ銘探偵メルカトル鮎と、小説家美袋三条の5話の短編集。特徴は論理的に考察すると、結論はこうなるという事だが、その解答が理屈に合っていなくても、謎解きは謎解きで真相なのだと言いきって仕舞う事だ。「収束」は如何にもミステリアスなプロローグで、これはメルの物語だと言い聞かせても、期待してしまう程だ。「答えのない絵本」は文字通り、論理的に考えれば考える程、袋小路にはまってしまう。しかし本格ミステリを作る上での問題を、問い詰めていくとこう反発したい、そんな思いを感じている。2022/04/07

hit4papa

85
希代の名探偵と誰にも言わしめるがその名探偵ぶりがさっぱりわからない、”銘”探偵メルカトル鮎が主役の短編集です。5つの不可能犯罪を一刀両断、サクサク解決といきたいところですが、ますます読者を迷いの森に誘ってしまいます。事件解決よりも名声ファーストの潔さ。アンチミステリとしても、いままでお目にかかった事がないような結末を提示してくれます。「死人を起こす」で軽いめまいを感じ、「九州旅行」で一息つき、「収束」で気を失い、「答えのない絵本」で振りかぶって、「密室」で壁に叩き...これぞ、メルカトル鮎シリーズ。2017/08/15

たか

68
『メルカトルは不可謬ですので、彼の解決も当然無謬です』作者のカバーの言葉も頷ける…。 本書は、ミステリの基本である『フーダニット』に完全に背を向けた『アンチフーダニット』で統一された作品集となっている。 即ち『他殺であるにも関わらず、犯人が特定されない』という作品ばかりを集めた短編集だ。 しかし、犯人が特定されないこと以外は、本格的な謎解きに全力が注がれているのが凄い!麻耶雄嵩だからこそ、いやメルカトル鮎だからこそできる、新たな試みだろう。B評価2021/10/16

nemuro

63
“しりとり読書”にて『兎の眼』(灰谷健次郎)に続いての79冊目。本棚には他に5冊並んでいて、一見、馴染みの作家のようでもあるのだが、しばしの考察の結果(アンソロジーでの既読作はあるのかもしれないが)たぶん読了は初めて。帯に「ドMなミステリファン、快感絶頂!傲岸不遜な「銘」探偵、絶句の謎解き5連発」。更に帯の裏面には「第12回本格ミステリ大賞 最終候補作」「このミステリーがすごい!2012年版 第7位!」ともあるのだが、イマイチ波に乗れぬまま“しりとり”の次に繋げるべく多少の義務感を伴っての読了も否めない。2022/10/03

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