講談社文庫<br> 人類資金〈6〉

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講談社文庫
人類資金〈6〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 199p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062777674
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

宗主の遺志を継ぎ、次々に命を落としていったM資金の申し子たち。その末裔たる笹倉暢人は、彼らが目指した地平に辿り着けるのか?暢人は捕らえられた。
それを黙って見送るしかなかった石、
人生最後の猶予を与えられた本庄、
帰国と同時に美由紀に拘束された真舟。
絶体絶命の男たちはそれでも暢人を救うため、
そして『人類資金』を未来につなげるために、
ある戦いを挑む。
巨大な敵を相手にわずか三人――
暢人を、そして世界を救えるか?

いよいよ次巻完結!
最終巻『人類資金7』2014年初夏刊行予定

完結記念
『限定版 人類資金7』刊行決定!
『人類資金』誕生前夜に福井晴敏によって書かれたフルボリューム・プロットを、創作秘話を明かす著者コメンタリー付きで完全公開する特別冊子『人類資金0』と2冊セット。ファン必読!
通常版と同時刊行

幕間(承前)
 2
 3


福井 晴敏[フクイ ハルトシ]
著・文・その他

内容説明

暢人は捕らえられた。それを黙って見送るしかなかった石、人生最後の猶予を与えられた本庄、帰国と同時に美由紀に拘束された真舟。絶体絶命の男たちはそれでも暢人を救うため、そして『人類資金』を未来につなげるために、ある戦いを挑む。巨大な敵を相手にわずか三人―暢人を、そして世界を救えるか?

著者等紹介

福井晴敏[フクイハルトシ]
1968年東京都墨田区生まれ。私立千葉商科大学中退。’97年、警備会社に勤務するかたわら応募した小説『川の深さは』が第43回江戸川乱歩賞選考会で大きな話題となる(後に加筆訂正を経て出版)。’98年『Twelve Y.O.』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し小説家デビュー。’99年に刊行された受賞第一作『亡国のイージス』で第2回大藪春彦賞、第18回日本冒険小説協会大賞、第53回日本推理作家協会賞長編部門をトリプル受賞。2003年『終戦のローレライ』で第24回吉川英治文学新人賞、第21回日本冒険小説協会大賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

177
もはやどう感想を書いていいのやら。人物の動きは10ページくらい?(心象)ひたすら今までのネタ説。ふつう20Pもネタ説が続いたら飽きてくるが、200Pまるまるやってしまうとは。これから7に行く気がますます萎えるが。毒をくらうなら皿までよ、と覚悟を決めた。2019/08/09

gonta19

128
2016/11/23 Amazonより届く。 2022/7/26〜7/28  拉致された暢人を救出しようと真舟、石が動き出し、とうとう美由紀までルールの外に。舞台が大きく動き始めていよいよ分厚い最終巻へ。2022/07/28

s-kozy

67
なんと六巻は前巻から続く「幕間」で丸々終わってしまう。じっくりと語られるM資金と笹倉家の真実。共産主義も破綻して久しい21世紀の人類を翻弄する唯一の"ルール”それが資本。しかし、(そう言えば)主人公(だった)・真舟は「自分のことを裏切らない」という“ルール“の下に笹倉暢人を救い出し、「人類資金」を未来に繋げるために巨大な敵に立ち向かう、石と高遠美由紀とのたった三人で。というところで七巻に続く。とっても長い七巻、面白くなかったら、「怒るでしかし」。2016/02/10

HANA

60
全巻に引き続いての説明回。M資金の守り人たる一族の戦後史を三人の視点を通じて描いているが、流石にそれが一冊丸々使われると読んでいる方としては辛い。因縁に憑かれた一家を描くのはいいのだけど、それを登場人物の心理描写中心に描いているので冗長に感じてしまうのよね。しかしラスト一巻を前にしてこれとは…こういうのって物語と絡ます中で明らかになっていくもので独立させるものじゃないんじゃ。どうも本シリーズ著者の書きたい事と物語が噛み合ってない気がしてしまうなあ。あ、物語の動きとしては巻末にちょろっとだけ動きます。2022/09/11

RIN

48
回想が大半だが後半ようやく・・・の第6巻。せっかくの壮大な物語、この小説はこういう連載形式な小出しな読ませ方は向いていない気がする。大部でも一気読みしてこそ、壮大さとスピード感、緊迫感、日本という国の来し方が突きつける「これいいのか!?」の迫力等々の魅力が爆発すると思う。未読の方は是非完結編第7巻出版後に一気読みされることを強くおススメする。と毎巻思いながら刊行されればいそいそと読んでしまうファンの哀しさよ(笑)2014/04/02

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