講談社文庫<br> ハゲタカ〈下〉 (新装版)

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講談社文庫
ハゲタカ〈下〉 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062776530
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

企業再生が軌道に乗り始めた頃、鷲津は元銀行員・芝野健夫、老舗ホテルオーナーの娘・松平貴子と出会う。日本に戻った鷲津の真意は?ハゲタカは悪魔か、それとも救世主か?
買収者・鷲津が胸に秘めた驚愕の狙いとは

大胆な再生プランを指示し快進撃を続ける鷲津政彦は、ある地銀の破綻をめぐり、老舗ホテルオーナーの娘で経営を引き継いだ松平貴子、友人のスーパーを再生した元銀行員の芝野健夫と接触を持つ。しだいに明らかになる、ある過去の事件と鷲津をつなぐ糸。ニューヨークから日本に戻った鷲津の真意がついに牙をむく。

※本書は、2004年12月にダイヤモンド社より刊行され、2006年3月に講談社文庫より刊行されました。

第二部 プレパッケージ 二〇〇一年
 第二章 プレパッケージ
 第三章 サドンデス

第三部 バイアウト 二〇〇三年
 第一章 メイン破綻
 第二章 選択
 第三章 決戦

エピローグ 破滅の終わり 二〇〇四年
スペシャル対談 大森南朋×真山仁


真山 仁[マヤマ ジン]
著・文・その他

内容説明

大胆な再生プランを指示し快進撃を続ける鷲津政彦は、ある地銀の破綻をめぐり、老舗ホテルオーナーの娘で経営を引き継いだ松平貴子、友人のスーパーを再生した元銀行員の芝野健夫と接触を持つ。しだいに明らかになる、ある過去の事件と鷲津をつなぐ糸。ニューヨークから日本に戻った鷲津の真意がついに牙をむく。

著者等紹介

真山仁[マヤマジン]
1962年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。読売新聞記者を経て、フリーランスとして独立。2004年、熾烈な企業買収の世界を赤裸々に描いた『ハゲタカ』(講談社文庫)で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

353
続編ありきの今読めば、この結末も消化不良にはならず、むしろ先が気になるもの。刊行直後であったら微妙な気持ちになっただろう。なんか山場もなくいきなり復讐の幕が下りたな、という唐突感と、鷲津と貴子の気持ちの盛り上がりがあまり上手く演出されておらず、一気に好きになりすぎじゃね?というあたりが引っかかるところで、それ以外の対企業の権謀術数は流石。太陽製菓の創業一族が面白すぎる面子だったので、その後をもうちょっと見たかった。改めて読んで気づいたところとして、芝野がそこまで鷲津を毛嫌いする理由も弱いかなというところ。2019/09/20

遥かなる想い

236
下巻は企業再生を軸に鷲津、芝野、貴子の 人生がクロスしていく。バブルがはじけた あの時代 実際に日本であった話なのかも しれない..企業買収、構造改革の後の企業再生 をどうしていくのか。 読むべき経済小説第1位に選ばれただけあって、 示唆に富んだ内容が満載な気がする。 金融迷走の10年..鮮やかに蘇る、そんな気がする物語だった。 2016/03/06

KAZOO

119
前半にも登場しますが、後半は栃木の老舗ホテルや地場の銀行などある意味予測がつきます。そのほか当時の銀行などが倒産してハゲタカファンドの餌食になったことなどがよくわかります。またこの主人公がある復讐のためにこの世界に身を置いたということが底流に流れていて最後に明かされます。私は楽しめました。2017/05/29

修一郎

107
あの頃のりそな銀行と足利銀行の処理を思い出しながら読み進めて,あーこんなんだったのかもなぁと当時の舞台裏をのぞき込むような気分。なにせ足利在住なだけに感情移入も相当なものだ。東ハトもあったなぁと実際に起きた事案をなぞっていくかのよう。読んだ後に当時の竹中大臣と森山真弓議員のやり取りをもう一度見てみると,こういうせめぎあいをしていたのか,竹中大臣恨まれるわけだわ―と改めて理解できた。ファンド側をヒーローのように描くのかと思ったらそうでもないのね,これからTVを見るつもり。引き続きハゲタカⅡへ…2018/07/24

aquamarine

86
知っているようでいて、実はよくわかっていない金融の動き。経営破綻に陥った老舗の菓子メーカーやホテル…創業者や社長が会社のお金で豪華な生活をしているのは実は横領なのだと、本人たちは気づいていません。会社とは誰のものでしょう。企業買収、再生…ハゲタカ外資の鷲津の手腕は実に鮮やかです。元銀行員・芝野健夫、老舗ホテルオーナーの娘・松平貴子、二人と出会って徐々に鷲津自身のことが見えてくるともはやページをめくる手が止まらないほどでした。こういう時代だったのですね…。この後のそれぞれの行く末はどうなったのでしょう。2018/07/12

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