講談社文庫<br> 幻想映画館

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講談社文庫
幻想映画館

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062775373
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



堀川 アサコ[ホリカワ アサコ]
著・文・その他

内容説明

趣味はシリトリ。ちょっぴり学校に行きたくない高校生・スミレは、「不思議なもの」がよく見える。ある日、「不思議なもの」と同時に父の不倫現場を目撃。後を追い、商店街の映画館に迷い込む。そこで生まれて初めての恋をしたはいいが、失踪事件に巻き込まれ―生死の狭間に繰り広げられる癒し小説。

著者等紹介

堀川アサコ[ホリカワアサコ]
1964年、青森県生まれ。2006年『闇鏡』で第18回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

相田うえお

179
★★☆☆☆ 始めはこの文体に慣れなくて気になったけど内容は絵本を活字にした様な夢ある話!郵便局も同じような文体でしたっけ?しかし、幽霊が見えるというのは、アレルギー体質であるが如き、足に水虫があるが如き、ですか。。なるほどねー。幽霊見えるとか言ったらまず信じてもらえないよねー、頭いっちゃったか?って思われておしまいねー。幽霊ねー、見た目普通で本人に危害がなく、守護的だったらいいですけどねー。。まあ今のご時世、他に怖いこと沢山ありますからね。走馬灯ねぇ〜。当方もあの世に行く前に上映されてたら行く行く!2016/12/15

にいにい

165
堀川アサコさんの幻想シリーズ2冊目。ほんわかした進行が優しい。登場人物の思いに寄り添う人がいることがいい。青木さんたち郵便局の様子も分って嬉しかった。真理子さんのこっちでの役回りにもホッコリ。このシリーズまた読もう。2014/05/09

シナモン

153
幻想シリーズ第2弾。今回はあの世とこの世の狭間にある「ゲルマ電氣館」が舞台。この映画館の二号館では人が亡くなる時に見るという「走馬灯」を上映している。そこで働くことになった高校生スミレは奇想天外な出来事に巻き込まれいく。計算しつくされた仕掛けと伏線、息をもつかせぬ展開は前作同様だったが慣れたのか読みやすく楽しい読書になった。居場所がなければちょっと逃げるのも良し、そこではまた違った出会いがある。とっても好きというわけではないけどなんか読みたくなるシリーズ。不思議な魅力にとりつかれ始めたかな。2020/05/31

*すずらん*

139
幻想郵便局からそのまま移行してきました!あっ青木さん(笑)真理子さんがちゃんと一張羅のリクルートスーツを着てくれたのには涙が出ました。今回の主人公スミレちゃんも少し浮世離れしてしまって、彼岸と此岸を結ぶゲルマ電気館に居場所を見付けた女の子。恋に霊視に殺人事件に大忙し。幻想シリーズは雰囲気が、幼い頃に好んで読んだファンタジーに似ている気がします。ただ今回は少し事件が多過ぎて、後半 ワチャワチャしてしまったかな。でもラストは哀しいながらも綺麗に締められていて、目の前を真理子さんがスッと横切った様な気がしました2013/05/25

おしゃべりメガネ

126
『幻想』シリーズ2作目です。再読でしたが、正直内容をほとんど覚えてなく、一作目を読んだ勢いで読了でした。幽霊が見える女子高生「スミレ」と前作で成仏できなかった怨霊「真理子」さんが登場します。読み始めはこの二人のやりとりが中心になって物語が展開していくのかなと思っていましたが、途中からは次々と人物が増え、話は思わぬ方向へと。個人的には「スミレ」と「真理子」さんだけのやりとりだけで十分だったのかなと。色んな人物が出てくるコトで、物語の収集が慌ただしくなり、風呂敷を広げすぎたかなと。印象に残りにくい作品でした。2018/10/20

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