講談社文庫<br> カーリー〈2〉二十一発の祝砲とプリンセスの休日

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講談社文庫
カーリー〈2〉二十一発の祝砲とプリンセスの休日

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  • サイズ 文庫判/ページ数 442p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062774932
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

オルガ女学院に、大国バローダの第一王女が転入してきた。わがまま放題なプリンセスの秘めた恋とは――。シリーズ第二弾。近づく大戦。英国とインド、引き裂かれる少女たち。
「あなたはこれからもイギリスのために生きるといい。私も、これからはインドのために生きる」
熱狂的なファンを生んだ傑作シリーズ、白熱の第二弾!

象に乗ってオルガ女学院に転入してきたバローダの第一王女(プリンセス)・パティ。彼女のわがままが元で学院は大混乱。ルームメイトのカーリーを奪われたシャーロットも落胆する。しかし、パティの秘めた恋を知った時、少女たちは結束する。戦争や時代に抗うために――。第二次世界大戦の開幕までを描くシリーズ第二弾。

※本書は、2006年10月にファミ通文庫『カーリー ?二十一発の祝砲とプリンセスの休日?』として刊行されたものです。

高殿 円[タカドノ マドカ]
著・文・その他

内容説明

象に乗ってオルガ女学院に転入してきたバローダの第一王女・パティ。彼女のわがままが元で学院は大混乱。ルームメイトのカーリーを奪われたシャーロットも落胆する。しかし、パティの秘めた恋を知った時、少女たちは結束する。戦争や時代に抗うために―。第二次世界大戦の開幕までを描くシリーズ第二弾。

著者等紹介

高殿円[タカドノマドカ]
1976年兵庫県生まれ。2000年、角川学園小説大賞奨励賞を受賞し『マグダミリア 三つの星』でデビュー。以後、ファンタジーを中心に50作以上の小説を上梓。漫画原作も多数手がける。2010年に刊行された『トッカン 特別国税徴収官』がベストセラーに。続編の『トッカンVS勤労商工会』とあわせて連続テレビドラマ化されたほか、漫画化もされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

七色一味

125
読破。これは、切ない……。エキゾチックでエキセントリックな雰囲気は前巻のまま、さらにパワーアップした原色たち、きらっきらっとしたまさに全身で「生きてる」と叫んでいるような、そんな少女達の姿が、飛び出す絵本のように眼前で繰り広げられています。それでも戦争の影──イヤラシイ権謀術数はそんな少女達の足元にまでヒタヒタと忍び寄って、やがては少女達を引き裂いていってしまう。あの黄金の尖塔の国が、そして離れ離れになった少女達の運命が、とっても気になります。2015/01/27

mocha

93
象の輿に乗ってプリンセスが転入して来たことから、学院は大騒ぎ。戦争の足音が忍び寄るインドで、ローマの休日的な恋と冒険が繰り広げられる。一方、英国の諜報員に利用されるシャーロット。正体を隠すのが難しくなってきたカーリー。重たい時代背景と乙女の世界が融け合って、本当にうまい!にやにや、ハラハラで一気読みだった。2017/07/28

りょうこ

61
面白かった!はよ続きを!ベタなラノベ風と感じる人もいるかもしれないけど、私はハマった。読みやすいしキャラも良い!そして女の子が憧れるキラキラしたものも溢れてる。本当はやく続きが欲しい。まだ刊行されてないんですね(´・ω・`)はやく読みたいよ!2014/06/30

いりあ

56
高殿円の"カーリー"シリーズの第2巻。物語は、第二次世界大戦前夜、インドにある全寮制の女子校を舞台に女の子たちの友情を描いています。今回はこの女子校にインドの王女さまが転向してきて巻き起こす騒動が描かれます。とにかく前作よりも面白いです。ストーリーとしては映画等で観たことある感じがしないでもないですが、スパイアクションの部分が大幅に増量された感じでドキドキしました。それでもきちんと少女小説の側面を無くしてないのはさすがです。オリジナルではここまででしたが、続刊が出るそうなので、とても楽しみです。2013/07/17

るぴん

50
1巻よりもさらに面白い‼バローダ藩王国の王女パティの転入で巻き起こる騒動の数々。しかしそれには理由が…。カーリーとシャーロットのヒンディー語レッスンに悶えた(≧∇≦)2人は本当に○○?パティの恋の結末が意外だったなぁ。伏線もあったのに全く気づかなかった。パティの聡明さが切ない。世界情勢がいよいよ危うくなってきて、政治外交の話が複雑になってきたけど、だからこそ物語が魅力的になっていると思う。金原瑞人氏の解説は、私の心の声を代弁してくれたのかと思うほど。「きみは幸せになりに行くんだ。だから顔をあげろ」素敵♫2013/06/20

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