出版社内容情報
青柳 碧人[アオヤギ アイト]
著・文・その他
内容説明
テロ組織「黒い三角定規」が、いよいよ浜村渚に直接対決を挑んできた。渚と武藤龍之介をミュージカル劇場に招き寄せ、一次方程式を解けという。だが、その問題は普通のやり方では解けないうえに、「黒い三角定規」の驚くべき策略を示唆するヒントまで仕込まれていた!シリーズ第五弾、文庫書下ろしで登場。
著者等紹介
青柳碧人[アオヤギアイト]
1980年、千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。早稲田大学クイズ研究会OB。『浜村渚の計算ノート』で第3回「講談社Birth」小説部門を受賞し、小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
153
前の増瑠間島事件ではリアルタイムに殺人事件が発生しなかったので忘れていたが、結構簡単に惨殺事件が発生する物語だったことを再認識した。渚の両親は何故何も口出しせずに娘に危険な橋を渡らせ続けるのだろうか?かなりの報酬額をもらっているのだろうか?ま、いいか。2014/05/10
まりも
121
数学大好き少女が楽しく、面白く数学を解説してくれる小説4冊目。前回、前々回と比べて基本的な問題ばかりだったので学生時代習った事を思い出しながら一緒に挑戦する事が出来て楽しかったです。ただ後半のミュージカルとコラボした話は正直微妙でした。メロディのイメージがし難いせいで読みにくくなったのは残念。流石にこれは遊びが強すぎたかな。物語も急展開を迎えたので次巻に期待してます。武藤の過去もそろそろ知りたい所。2015/02/20
た〜
109
話自体は面白いしキャラも魅力的なんだけれど、基本設定がとっぴすぎて付いて行くのがしんどくなってきた2013/04/18
ゴンゾウ@新潮部
108
シリーズ4作。毎回難しい定理に悩まされていましたが、今回は確率や方程式といった比較的馴染みやすいものだった。特に折り紙を使った展開図は興味深い。難問が少ないのでストーリー自体が面白くまさかの新たな展開が。渚だけでなく皆んなの役割も際立って来ました。次回も日をあけずに読まなくては。2019/02/05
ダイ@2019.11.2~一時休止
107
連作短編集。クイズショウのはナイトスクープでも見た問題ですな。最終話でいきなり急展開。次作でどうなってるんだろう?2018/05/20
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