講談社文庫<br> アイビー・ハウス

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講談社文庫
アイビー・ハウス

  • 原田 ひ香【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2013/03発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 208p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062774871
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

二世帯住宅をシェアして暮らす、ともに子どものいない若い2組の夫婦。何気ない毎日のなかで、4人の関係性は微妙に変化を遂げていく

二世帯住宅をシェアして暮らす、ともに子どものいない若い2組の夫婦。何気ない毎日のなかで、4人の関係性は微妙に変化を遂げていく

内容説明

夕食会を開く週末、傷ついた小鳥を看病した嵐の夜、日々の何気ない会話。共同購入した蔦のからまる赤いレンガの一軒家は、ともに子どものいない若い二組の夫婦にとって幸せの象徴のはずだった。だが、名も知らぬ若い女の訪問がいつの間にか潜んでいた4人の微妙な変化を浮かび上がらせていく。

著者等紹介

原田ひ香[ハラダヒカ]
1970年神奈川県生まれ。大妻女子大学卒業。2007年「はじまらないティータイム」で第31回すばる文学賞を受賞し、デビュー。ラジオドラマなどのシナリオライターとしても活躍しており、’06年に第34回NHK創作ラジオドラマ脚本懸賞公募に「リトルプリンセス2号」で最優秀作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

192
う~ん、読んだタイミングが良くなかったのか、我ながら珍しく最初から最後まで見事なくらいしっくりこない作品でした。原田ひ香さん作品なので、過去作品を読む限り、割と作品の持つ雰囲気に入りやすく、人物たちにも馴染みやすい作風が大半なのですが、どうしたことか本作はページ数も200ちょっとと多くはないのに、まったくといっていいほど誰一人として感情移入ができませんでした。2組の夫婦が同居し、それぞれの悩みや葛藤をというような作品ですが、果たして誰が何を言いたいのか、考えがどんな方向なのか、最後まで「???」でした。2016/03/06

モルク

99
蔦の絡まる赤い煉瓦の二世帯住宅を共同購入した二組の夫婦。同じ会社の正社員隆と派遣社員の一樹は大学からの友人、妻同士もかつての会社での先輩後輩。あくせく働くことに疑問を持ち楽しい時間を過ごそうとしていたが、その生活も5年も経つとその価値観にズレが出てくる。2週間に1度の一緒の食事、映画鑑賞会…みんなで過ごす楽しい時間にこだわる一樹、それに同調できなくなってくるみんな。それは仕方ないことだよ。いくら親しくとも適度の距離感は大事。この結末にも納得。ところでぎくしゃくの発端となったタクシーで乗り付けた女って誰?2024/12/04

ノンケ女医長

89
子どものいない2組の夫婦が、一軒家を2,200万円で購入し、シェアハウスとして5年間を過ごす。地元の小学生が「エロ屋敷」と表現する3階建ての外観には、蔦が生い茂っている。周りからどう見られているのか、思いを寄せることもなく過ごせていたのだろう。充実していた時間も、次第に価値観の違いで亀裂が走った。仕事をできる限り減らし、自宅でゆっくりと食事を楽しんで過ごすという令和的な価値観が、いっそう普遍的なものになっていくのだろうか。社会的負荷を徹底的に避ける、目黒一樹の後ろ向きさがとても気になるところ。2023/01/06

なゆ

74
つたの絡まるアイビー・ハウス。友人同士の二組の夫婦が、二世帯住宅を購入しシェアして住む。この家をシェアすることで、仕事やお金にこだわらないのんびりした生活を送りたい、という共通の認識で。そうやって暮らし始めて5年、というところからこの話が始まるが、なんかもう、危うい危うい。一見、とても穏やかに生活を満喫しているような目黒家の夫婦でさえも、なにかヒヤッとしたものが漂うようで。生活の中の経済観念、いろんな夫婦のありかた、価値観の変化などなど、なんか読み始めたら止まらなくなってしまった。2016/03/01

ゆみねこ

70
蔦の絡まる赤レンガの一軒家に二組の夫婦が住まう。三階には篠崎夫妻、二階には目黒夫妻。住居にかかるお金の心配をせずに幸せに暮らすと言う目的が五年の歳月と共に微妙なすれ違いを浮かび上がらせてゆく。きっかけになったのは若い女の訪問。家族であっても心は通じなくて歯がゆい思いをすることも多々、他人同士が四人、これは難しいだろうなと想像できました。2015/02/17

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