講談社文庫<br> ソラチルサクハナ―薬屋探偵怪奇譚

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講談社文庫
ソラチルサクハナ―薬屋探偵怪奇譚

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  • サイズ 文庫判/ページ数 423p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062774864
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

桜の樹の下で、会社員の桐が盗んだのは、死をもたらす呪いのお札だった。妖怪雑事相談員リベザルが謎を追う。薬屋探偵怪奇譚第1弾!

桜の樹の下で、会社員の桐が盗んだのは、死をもたらす呪いのお札だった。妖怪雑事相談員リベザルが謎を追う。薬屋探偵怪奇譚第1弾!

内容説明

桜の樹の下で盗んだのは、一枚の呪いのお札だった。それ以来、掏摸を働いた桐の周囲で、気味の悪い出来事が頻発。悩んだ桐は、妖怪雑事相談所「深山木薬店改」を訪ねるのだが…。果たして、師匠も兄貴もいなくなってしまった“薬店”で、ひとり頑張るリベザルは真相に辿り着けるのか?新シリーズ開幕。

著者等紹介

高里椎奈[タカサトシイナ]
滋賀県生まれ。茨城県育ち。1999年『銀の檻を溶かして 薬屋探偵妖綺談』で第11回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソラ

21
ノベルス版ですでに読んでいるものの、文庫化を機に再読。リベザル成長したなぁ2013/03/26

Amy

17
リベザルの泣くのをがまんしている様子に心痛かったけど、会いたかった人たちに会えて良かったね。シリーズ再開ということは会えるということだとわかってはいたけど、やっと安心した。まだ気になっていることがたくさんあるので、とりあえず、ストーリーが続いて謎が明らかになっていくのを期待したい。2013/08/04

えみちゃん

13
満開の桜の下で盗んだのは、一枚の呪いのお札だった・・っという、センセーショナルな幕開けで物語は始まる。秋と座木がリべザルの元を去り、7年が過ぎた。鴇来代の地に「深山木薬店改」を開く。少しは成長したかと思ったが、背があまり伸びてないようだった。(笑)ただし、あのこぼれるような笑顔はなく、無表情な子供?妖?になっていた。なんとか事件を解決しようとするものの、ますます謎は深まっていく。そんな時、前触れもなく現れた「ピザ屋さん」(笑)にびっくり!リべザルも頑張ったけど、やっぱり彼がいるだけで、場が締まります。2013/04/17

すすぎ

10
新しい一歩かと思いきや、頑張るリベザルの孤独。悩む桐の罪悪感。副島の疎外感。アンディの拒絶。久我山の旧店舗の焼失…喪失ばかりに見えるけど、レノさん、歌、大事な秋、リベの笑顔を取り戻す獲得の物語。ミステリとして上出来。刑事さんコンビがいい味だしてます。灯視さん、斑女さんも気にかかりますね。さあ、歩きだそう。2013/04/03

まさ

9
薬屋探偵モノの新シリーズ。 感情を素直に出していたリベザルが感情を封印していたので、店長になっていろいろあったのかしら。と思っていたら、我慢していたのかと納得。 リベザル一人で事件をどう解決するのかとハラハラしていると、絶妙のタイミングでピザ屋に扮した秋登場! 戻ってきていたことを言わずにリベザルが係わっている事件を調べ、サクッと解決するなんて、さすが秋だなぁと思う一方、秋抜きで事件解決するお話も読んでみたいです。 とはいえ、やっぱり秋や座木も一緒がいいですね。続編が楽しみです。2013/05/08

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