講談社文庫<br> はしご―博多探偵ゆげ福

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講談社文庫
はしご―博多探偵ゆげ福

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  • サイズ 文庫判/ページ数 365p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062774567
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

探偵業を営む弓削匠は伝説のラーメン屋台「ゆげ福」の息子。最強ラーメン哲学と愛で難問を解く!実在の名店も続出する美味ミステリ。「ラーメンの歴史ば調べることは、人間の文化交流史ば探ることにも繋がってる」

食は、文化をあらわす。ラーメンは、九州の文化をあらわす!
博多で伝説となったラーメン屋台「ゆげ福」の息子で、愛称「ゆげ福」こと弓削匠は、行方不明になっている父を探し求めながら、探偵業を営んでいる。人探しから替え玉受験、窃盗事件、そして幼なじみの警察官が容疑者となった取調室の密室殺人事件。ゆげ福は幼いころから築いたラーメン哲学で、さまざまな事件を解決していく。町とラーメンに対する愛は誰にも負けない名探偵の、何度でも美味しいミステリ短編集。

第一話 後継者
第二話 交差点
第三話 風と桶屋
第四話 流路
第五話 腐れ縁
第六話 家業
第七話 出入りの町
最終話 絆ふたたび


西村 健[ニシムラ ケン]
著・文・その他

内容説明

博多の伝説ラーメン屋台の息子、「ゆげ福」こと弓削匠は、父の失踪の謎を追いながら探偵業を営む。人捜しから美人局、謎の窃盗や取調室の密室殺人事件まで、幼少期から築いたラーメン哲学で事件を解決。町とラーメンへの愛は誰にも負けぬ名探偵の、“麺固”ミステリ連作短編集。

著者等紹介

西村健[ニシムラケン]
1965年福岡県生まれ。東京大学工学部卒業。労働省に入省の後、フリーライターに。1996年、『ビンゴBINGO』(講談社文庫)で作家デビュー。ノンフィクション、エンタテインメント小説を次々に発表している。2006年、『劫火』(同)で第24回日本冒険小説協会大賞を、2011年、『残火』(同)で第29回同賞を受賞した。2012年、『地の底のヤマ』(講談社)で第33回吉川英治文学新人賞、第30回日本冒険小説協会大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hnzwd

33
探偵ゆげ福シリーズ第二弾。元ラーメン屋の息子である主人公が謎を解決しながら、影に蠢く巨悪と戦うという短編集でありながら、一大長編の形も取っているというちょっと変わったスタイル。一話ずつも中々良い出来。謎の真相に大きく近づき、、期待大の最終巻?へ。2015/11/11

るっぴ

23
西村健作品、初読み。福岡出張が最近多いため、手にした本。博多ラーメン屋台「ゆげ福」の息子弓削匠の話。屋台、ラーメンの情報満載で楽しめた。マルタイラーメンとんこつ味の食べ方は、是非試してみたい。2017/12/02

じょみ

9
今回も引き続きラーメン愛あふれる人たちが活躍します。屋台のラーメン食べに行きたいです。2013/01/30

きょん

8
お久しぶりの「ゆげ福」シリーズ。読んでるとホントにラーメン食べたくなりますね。失踪した父親の謎もいよいよ佳境か?次が最終巻みたいですが、なるべく早く読みたいなあ。2013/01/31

みくに

7
腐れ縁が面白かったから長編読みたいなと思ったら元々長編書く人なのね。続きも確か図書館にあったから借りよう。2019/11/26

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