講談社文庫
血霧〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 374p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062774369
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

それぞれ無関係だったはずの殺人事件をつなぐ糸が見えてきたとき、凶悪な陰謀の影が……。絶体絶命のスカーペッタの推理が冴える!

それぞれ無関係だったはずの殺人事件をつなぐ糸が見えてきたとき、凶悪な陰謀の影が……。絶体絶命のスカーペッタの推理が冴える!

内容説明

ドーンが収容施設を移ったことを知ったスカーペッタは、その不穏な動きに緊張を高めながらも事件の記録に目を通す。そこに、キャスリーンが急死したという報せがあり、再び刑務所に駆けつけたが、所内には彼女を寄せ付けない空気が。しかもジェイミーまでが死体で見つかり…。「検屍官」シリーズ第19弾。

著者等紹介

コーンウェル,パトリシア[コーンウェル,パトリシア][Cornwell,Patricia]
マイアミ生まれ。警察記者、検屍局のコンピューター・アナリストを経て、1990年『検屍官』で小説デビュー。MWA・CWA最優秀処女長編賞を受賞して、一躍人気作家に。ケイ・スカーペッタが主人公の検屍官シリーズは、1990年代ミステリー界最大のベストセラー作品となった

池田真紀子[イケダマキコ]
1966年東京生まれ。上智大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みっちゃん

45
上巻を読み終わった時には、過去の一家惨殺事件を掘り下げていくのかと思っていたら、話がとんでもない方向に!息詰まるような展開に胸がドキドキしました。最後は予想もしなかった真相が待っていました。改めてキャスリーン・ローラーとジャック・フィールディングの産み出した「怪物」にぞっとしました。しかし「あの人」まで死んでしまうとは!でもそれを裏表紙で明らかにはしないで欲しかった…ベントンが実は料理下手なところや最後のマリーノの情けない様子など、クスッと笑えるところもあり面白かった。また年末にお会いしたい♪2013/04/10

よむよむ

42
前作『変死体』の完全な続編となるが、なかなかの出来栄えと感心。前作もそれなりに楽しめたので、ここへきてあの初期の頃の面白さ復活かっ ただ、もう少しラストの盛り上げが欲しかったかも~ でも楽しめました。2013/03/17

Yuna Ioki☆

32
470-101-18 引っ張る割に解決するときはラスト付近からあっさりと解決してしまうのがコーンウェル氏の作品の特徴かもしれない。。。さて、残すところ既刊はあと一作上下の2巻。早く頑張って読んだで賞を自分にあげたい(笑)2014/03/13

けんちゃん

25
ケイをとりまく状況が、シリーズが進むごとに痛々しくなっていき、読んでいてツライです。前半は事件の展開が牛歩のごとく、後半も残り数十ページで一気に結末に突っ走る…というのが、ここ数年のパターンのように感じます。前半で混沌とした部分が整理できないまま、結末を迎えてしまい、すっきりしない読了になることが多いです。 ベントン、マリーノ、ルーシー、ケイの身近な存在にもいろいろな変化が訪れるものの、ケイとベントンの静かな愛情、信頼関係を読むことができ、ちょっと安心できました。2013/01/17

ヨーコ・オクダ

22
前作同様、上巻ウダウダ→下巻急加速のパターン。上巻、いや前作から何かしら悪いことやってる人物たちがバタバタとお亡くなりに。そこにジェイミーも含まれていて驚かされる。旧知の同業者・コリンと共に過去の事件の現場写真、遺留物等々を再検討。それぞれの事件の繋がり、犯人、殺害方法等を炙り出していく。上巻で仕掛けられた伏線がスピーディーに回収されていくのは気持ちエエんやけど、中には「それ、ほぼ答えやん!?」みたいな晒され方をしているものもあって…。今回、ジェイミーロスという心の痛手を受けたルーシーとマリーノが心配。2021/05/09

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