出版社内容情報
「あなたは生まれる前から、セナさまの名前をもらうことが決まってたのよ」そんな伝説のレーサーなんて知らないけど、あたしは走る!
「あなたは生まれる前から、セナさまの名前をもらうことが決まってたのよ」そんな伝説のレーサーなんて知らないけど、あたしは走る!
内容説明
音速の貴公子から名前をもらった小学5年生のセナは、足の速さには自信があったのに、クラス対抗リレーで一ノ瀬さんに負けてしまう。彼女は“AC宮の坂”に所属する全国大会4位の選手だったのだ。彼女と一緒に走れる競技会に向けて練習しようという矢先、学校の事情で陸上部が解散するって!?ピンチ。
著者等紹介
香坂直[コウサカナオ]
1964年岡山県生まれ。大阪教育大学卒業。第45回講談社児童文学新人賞佳作に入選した『走れ、セナ!』で2005年にデビュー。同作品で、第16回椋鳩十児童文学賞を受賞。『トモ、ぼくは元気です』で第36回児童文芸新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はらぺこ
53
陸上部の小学五年生・吉田セナが主人公。 もし自分がセナと同じクラスやったら絶対に友達になってないと思うぐらい、結構最後の方までセナを好きになれませんでした。読後は成長したセナは勿論ですがドキリンコや七班の面々のその後を読みたいと思いました。2013/08/11
定年(還暦)の雨巫女。
16
《私‐図書館》なかなか自分の理想が、実現しないセナちゃん。モヤモヤ・イライラがつのり、ついに爆発して…。しかし、仲間たちと家族やライバルのお陰で、陸上に目標を見出だす。2012/09/17
redmove
1
母子家庭で走ることが好きな小五の女の子吉田セナが、競技会に出るため仲間を集めたり、父の事で母と衝突しながら成長する姿を描く。このくらいの年の子なら仕方ないのかもしれないが、独りよがりなセナが好きになれず、読みづらかった。周りの子は良いと思うのだが。2016/02/13
だいゆー
1
「ふつうなんて関係ない…やってみないとわからない」と気が付く、普通に憧れるセナ…2012/08/18
ジョン・太郎
1
本屋さんでインパクトのある表紙が気になって手にとってみたら、面白そうなので購入。母親はわがままで、父親はいなくて、友達は自分より恵まれているように見える…そんな小学5年生のお話。ストーリーももちろんよかったが、瀬島志保子さんの装丁画もとても生き生きしてて気に入りました。2012/08/12




