講談社文庫 都会（まち）のトム＆ソーヤ〈１〉

はやみね かおる【著】

講談社（2012/09発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 368p／高さ 15cm
• 商品コード 9784062773263
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

謎の天才ゲームクリエイターをさがすふたりの行く手には、多くの危険が待っていた。知恵と工夫の新・冒険記が、いま、はじまる！創也（頭脳明晰）×内人（平平凡凡？）。謎の天才ゲームクリエイターをさがすふたりの行く手には、多くの危険が待っていた。知恵と工夫の新・冒険記が、いま、はじまる！
クラスメイトの創也の秘密を、偶然知ったぼく、内人。その日から、塾通いに追われる退屈な生活が、がらりとかわった。創也といると、冒険がむこうからやってくるんだ。――中学生コンビが活躍する、はやみねかおるの新シリーズ。

はやみね かおる［ハヤミネ カオル］
著・文・その他

内容説明

冒険の始まりには、こんな三日月の夜こそふさわしいと思わないかい―。午後１０時のビジネス街、塾帰りの内藤内人は同級生の竜王創也の姿を見かけ尾行するが、途中で忽然と見失ってしまう。だが、やがて内人は創也に秘密にたどりつき、少年たちは特別な友だちになる。都会の少年冒険小説、シリーズ第一弾。

著者等紹介

はやみねかおる［ハヤミネカオル］
１９６４年三重県生まれ。三重大学教育学部卒業後、小学校教師に。子供たちを夢中にさせる本を探すうちに自ら書きはじめ、『怪盗道化師』で第３０回講談社児童文学新人賞受賞。『そして五人がいなくなる』に始まる「名探偵夢水清志郎事件ノート」シリーズと「外伝」、続く「名探偵夢水清志郎の事件簿」シリーズは代表作となる。漫画作品としても第３３回講談社漫画賞受賞（漫画・えぬえけい氏）。勇嶺薫名義でも著書がある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。]

サバイバルゲーム？(；￣Д￣）？

2018/05/18

[nins]

子どもから大人まで、はやみねかおるらしい楽しめる少年達の冒険話。普通に日々の日常を友達とすごしていた内藤内人。ある日、財閥の跡取り息子で天才と言われている竜王創也を見かけるも、謎の消失を目撃する。そこから創也に巻き込まれていく内人。天才創也より内人も抜群のアウトドア応用力が凄かったり。この二人が都会の中で秘密砦や地下道の探検など、わくわくさせる。物語の中では、「子牛缶殺人事件」「モグラ・マグロ」「ジャムへの荷物」「匣の中の潑剌」が四大ゲームとして登場。ミステリ好きならにやりとさせる小ネタも。次も楽しみ。

2012/11/06

[hnzwd]

文庫本二冊一気読み。中学生らしからぬ知識とサバイバルの智慧を持った二人の中学生らしい冒険譚。単純にスカッと楽しく読める読書体験って必要ですね。本嫌いのお子さんに勧められる一冊。

2012/09/19

[りょうこ]

前々から気になっていたので文庫化を機に読んでみることにしました。まず読みやすい！あっという間に読み終わってしまった。内容も子供の頃に読んだら確実にワクワクしただろうなぁ！でもいま読んでもなかなか楽しめたのでこのまま文庫で揃えていきたいですね！次巻も期待します！

2012/09/29

[純]

本屋でこの本を見つけた時、子どもの頃に「トム・ソーヤの冒険」を楽しく読んだのを思い出しました。現代版のトム・ソーヤ。面白かったです。続きを読みたいです。

2016/11/05