講談社文庫
獅子の血戦〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 420p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062772822
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

コーリーシリーズの『王者のゲーム』続編! 世界最強のテロリストにして冷徹な殺人兵器ハリールが復讐を企てる。直接対決の行方は?アサド・ハリール――<獅子>の異名をとるリビア人テロリスト。かつて300人ものジェット機乗員・乗客などを殺した冷酷無慈悲な殺戮マシーンが、再びアメリカの地を踏んだ。3年前に果たせなかった“血讐”を遂げ、憎むべき仇敵ジョン・コーリーをこの世から葬り去らんがために!

私の名はジョン・コーリー。アメリカ、連邦テロリスト対策特別機動隊(ATTF)の捜査官だ。以前はニューヨーク市警で殺人課の刑事をつとめていたが、障害年金をもらう身になって退職し――どうしてそうなったのかはシリーズの既刊をご一読願いたい――その後、連邦政府と契約して、ここの捜査官となった。

世界を揺るがすテロの実行犯、アサド・ハリールや、その仲間たちがあらたなことをおこすことがないか、容疑者になりそうな人間はいないのか。それを嗅ぎまわるのが仕事のひとつだ。ハリールにはかつて命を奪われそうになった経験があり、かつ彼の目的を阻止した経験もある。ハリールがわたしのことをうらんでいることは間違いがないだろう。そして休日には公私共にパートナーであるケイトとともに過ごす。そうこのスカイダイビングの計画も、大切な休日のひとつだったが――。
ハリールが企てているのは、かつて計画を阻止しようとしたわれわれの仲間全員の死と、さらなるテロなのか?

ネルソン・デミル[ネルソン デミル]
著・文・その他

白石 朗[シライシ ロウ]
翻訳

内容説明

アサド・ハリール―“獅子(ライオン)”の異名をとるリビア人テロリスト。かつて300人ものジェット機乗員・乗客などを殺した冷酷無慈悲な殺戮マシーンが、再びアメリカの地を踏んだ。3年前に果たせなかった“血讐”を遂げ、憎むべき仇敵ジョン・コーリーをこの世から葬り去らんがために。『王者のゲーム』の興奮再び。ノンストップサスペンス。

著者等紹介

デミル,ネルソン[デミル,ネルソン][DeMille,Nelson]
1943年ニューヨーク生まれ。1985年ヴェトナム戦争をテーマにした軍事法廷小説『誓約』で注目を浴びる。その後、話題作を連発、アメリカを代表する国民的作家

白石朗[シライシロウ]
1959年東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

わたなべよしお

15
 いよいよ、ハリールとコーリーの最終決戦。まさか、ケイトがねぇ。とはいえ、上巻では、ハリール再登場というところまでですかねぇ。すかさず下巻に。2023/03/15

Tetchy

13
待ちに待った『王者のゲーム』の続編がようやく出版され、そして無事訳出されることになった。これを愉しみにしていたわが身にとってなんと嬉しい出来事だろう。刊行は10年後だが物語の中の時間で云えば、前回の事件から3年後、そして9.11からは1年半以上経った頃の話だ。とにかくアサド・ハリールが絡むと物語も加速する。早くも前作取り逃がした獲物チップ・ウィギンズも開始100ページの辺りで早々に屍と化す。そして続いて150ページ辺りですぐさまハリールはケイトを毒牙にかける。いやあ、デミルの筆は最初からフルスロットルだ。2012/08/19

rara

6
長らく積読本だったのを読みました。やっぱりデミルは面白くて一気に読んでしまう。ジョン・コーリーの型破りの行動とジョークに笑いながら下巻へ。2022/11/26

對馬 正晃

5
ジョン・コーリーのいかにもアメリカ第一主義的な言動は、当時ならさぞ持てはやされたのかもしれませんが、今の時代ではどうですかねぇ・・・。それは抜きにして、マンハント物として十分楽しめます。下巻ではもっと大きな事件が起こりそうですが・・・。2021/06/13

なちょす

4
プラム・アイランドからジョン・コーリー・シリーズのファン。「王者のゲーム」の続編で、前作の雪辱をはらずテロリストとジョンをめぐる話。329Pからジョン節全開、もう目が離せない。ゾンビ・ウォーク、最高。ハリールは相変わらずのブッ飛んでる。いかにもアメリカンながらイスラム目線の皮肉も随所に見られ、ネルソン・デミル、奥が深いわ。2018/07/17

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