出版社内容情報
日本、韓国、中国……、晩婚化が進む3つの国の“負け犬”事情を現地に赴いて徹底ルポ。“結婚できない”の鍵は儒教にあった!?
東京・ソウル・上海、負け犬三都物語! 東京の負け犬は、上海では「余女」、ソウルでは「老処女」と呼ばれていた! 儒教の影響が残る三国の負け犬たちの比較で、結婚できない事情がいっそう明らかに。
内容(「BOOK」データベースより)
負け犬(日本)、老処女(韓国)、余女(中国)。何故、この三国で晩婚化が進むのか?負け犬の敗因が浮き彫りに…。
内容説明
どんな美人でも仕事ができても30代以上、未婚、子ナシは負け犬!大ベストセラー『負け犬の遠吠え』から6年。「なぜ我々は負け犬になったのか?」そのさらなる答えを求めて、著者は韓国、中国に飛んだ!かの地で出会った同胞=負け犬たちの生き方を通して浮き彫りになった、我ら“負け犬”真の敗因とは?
目次
「老処女」を巡るソウルの旅(姦通罪のある国で;ソウル負け犬座談会(1) 法事とママボーイ
ソウル負け犬座談会(2) 徴兵制とカリスマ性
ソウル勝ちイヌ座談会 整形と受験地獄
儒教のプレッシャー
韓国女性開発員を訪ねて
老処女の結婚条件
発信する老処女達)
「余女」を巡る上海の旅(纏足が千年続いた国で;上海市婦女幹部学校を訪ねて(1) 革命と男女平等
上海市婦女幹部学校を訪ねて(2) 面子と三高女
上海負け犬座談会(1) 親と上海男
上海負け犬座談会(2) 合コンと不倫
上海勝ち犬座談会(1) 女王と料理
上海勝ち犬座談会(2) ツンデレと縁分)
儒教と負け犬(「女大学」を読む(1) 三従と七去
「女大学」を読む(2) 益軒と諭吉
『列女伝』を読む 強さと従順)
負け犬三都調査(その、恋愛とセックス;その、結婚と結婚後)
負け犬たちの希望
著者等紹介
酒井順子[サカイジュンコ]
1966年、東京生まれ。高校在学中より雑誌にコラムを執筆。立教大学社会学部観光学科卒業。『負け犬の遠吠え』(講談社文庫)で婦人公論文芸賞、講談社エッセイ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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