出版社内容情報
盟友テリー・クー、沢田教一、一ノ瀬泰造ら、“戦死”した仲間とのエピソードが胸を打つ。戦争報道に賭けた、一群の若者たちの物語。
盟友テリー・クー、沢田教一、一ノ瀬泰造ら、“戦死”した仲間とのエピソードが胸を打つ。戦争報道に賭けた、一群の若者たちの物語。
内容説明
「ジャーナリストのせいでアメリカは負けた」とまで言われたベトナム戦争。大阪の毎日放送を退社し、単身ベトナムへ。米ABC放送のTVカメラマンとなり、以降1975年にサイゴンが陥落するまでの10年間、ベトナム戦争を取材し続けた著者による、生身の記録。戦争報道の光と影を描き切る。第40回大宅賞受賞作。
目次
ボスたち―エルマー・ラウアー、ジャック・ブッシュ、ニック・アーチャー、フィル・スターク、ピーター・ジェニングス
優しいアメリカ人―ロン・ミラーの話
長篇作家―ドルー・ピアソンの話
コンツム戦線異状なし―ディック・シューメイカー、ジーン・クロード・マレー
クアン・チ奪回作戦―ロジャー・ピーターソンふたたび
ベトナム寸描(その二)―アメリカ兵の話、ベトナムの恋歌、二枚の写真
悲劇―テリーとサムの話
終戦または休戦とカメラマン群像―終戦の日のベトナム、一ノ瀬泰造、ムーン・フェイス、ジョセフ・リー
生き残った者の罪の意識―ジム・ベネットの話
カンボジアの最後―ジョン・ラウアーの話〔ほか〕
著者等紹介
平敷安常[ヒラシキヤスツネ]
1938年、沖縄県那覇市に生まれる。1965年、大阪の毎日放送カメラマンとして初めてベトナムの土を踏む。翌1966年、毎日放送を退社。米ABC放送サイゴン支局のTVカメラマンとなり、以降1975年のサイゴン陥落までの10年間、ベトナム戦争を取材し続ける。その後、ABCの西独・ボン支局などを経て、ニューヨーク本社勤務。ベイルート市民戦争、イラン革命、湾岸戦争、9.11テロ事件などを取材。1993年、米国籍を取得。2006年、ABCを退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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