講談社文庫<br> 軍師の挑戦―上田秀人初期作品集

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講談社文庫
軍師の挑戦―上田秀人初期作品集

  • 上田 秀人【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 375p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062772549
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「奥右筆秘帳」で人気、時代小説デビュー10周年の著者の初期作品集。戦国から忠臣蔵、維新まで歴史の謎を驚きとともに解き明かす。桶狭間、忠臣蔵、桜田門……歴史を変えた事件にひそむ謎を大胆に解き明かしていく。推理する歴史探偵もまた、後世の歴史上の人物がつとめる。興趣あふれる厳選八編。
桶狭間の戦いで圧倒的有利な今川義元は、なぜ後退したのか? ーー秀吉の軍師黒田官兵衛が解く。
稲葉正休は親しい筆頭老中堀田正俊を、なぜ斬りつけたか? ーー六代将軍家宣の執政新井白石が解く。
田沼家と佐野善左衛門の遺恨にかかわりながら生き残ったのは? ーー太田備中守を一人の座頭が追い詰める。
吉良邸から逃げ出した寺坂吉右衛門が手厚く葬られた理由は? ーー浄瑠璃作者竹田出雲の達した結論。
茶聖千利休はなぜそこまで関白秀吉の怒りを買ったのか? ーー不昧公松平出雲守治郷が茶人として推理する。
京の近江屋で襲撃された坂本龍馬は誰に殺されたのか? ーー盟友勝海舟が龍馬殺しの暗部に迫る。
雪の桜田門外で井伊直弼襲撃を企てた背景にいた者は? ーー勝海舟の好敵手小栗忠順が真相に気づく。
最後まで抵抗した開陽丸の榎本武揚の真意とは? ーー榎本を英雄視していた福沢諭吉はある疑念を抱く。

乾坤一擲の裏
功臣の末路
座頭の一念
逃げた浪士
茶人の軍略
たみの手燭
忠臣の慟哭
裏切りの真
あとがき


上田 秀人[ウエダ ヒデト]
著・文・その他

内容説明

信長を圧倒していた今川義元は、なぜ、進路を桶狭間に変えた?軍師黒田官兵衛はその真相に慄然とする(「乾坤一擲の裏」)、坂本龍馬を死に追いやった黒幕に勝海舟が迫る(「たみの手燭」)など、歴史上の謎に果敢に挑んだ短編八本。「奥右筆秘帳」で人気街道を走る著者の若き日の魅惑の作品群。文庫オリジナル。

著者等紹介

上田秀人[ウエダヒデト]
1959年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒。’97年小説CLUB新人賞佳作。時代小説を中心に活躍。単行本『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第16回中山義秀文学賞を受賞、講談社文庫の「奥右筆秘帳」が「この文庫書き下ろし時代小説がすごい!」(宝島社)のベストシリーズ第一位に輝く。府下で歯科医院を開業する歯科医でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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はかり

16
上田のデビュー前の作品集。歴史ミステリーの醍醐味が凝縮された本。拙い文章とは思えなず、適格な表現だと思う。歴史の裏にある真実を冷徹に見つめる作者の評価が高いのは当たり前か。それにしても、我々が歴史で知っているのはほんの僅かだということを思い知らされる。2020/12/01

ちばと~る

13
奥右筆秘帖シリーズでお馴染みの上田秀人先生がデビュー前に書き溜めていた歴史ミステリ短編8篇を集めたモノ。デビュー前の初々しい感じもしつつも、完成度の高い歴史ミステリが納められていて満足!桶狭間~本能寺の謎!利休切腹の謎!堀田正俊暗殺の影に◯◯!大石内蔵助は実わ!!龍馬暗殺の真相は!!…ラストの幕末3篇は~勝海舟も榎本武揚も凄すぎて~勝海舟キライになってきたw2012/04/15

いちろ(1969aMAN改め)

7
上田氏。「奥祐筆秘帳」というシリーズを書かれている作家さんです。この、奥祐筆シリーズ、これも良いのだが。氏は大阪の歯医者さん。その若き日の短編をまとめた一冊です。桶狭間における義元敗戦、江戸城殿中刃傷沙汰、利休切腹、竜馬暗殺、明治政府の怪人事、などなど8編の日本史の不可解な部分を黒田官兵衛、新井白石、勝海舟、福沢諭吉らが謎を明かします。竜馬暗殺はそういう説もあるんだね、知らなかったよ。楽しい。勝がなんとも魅力的。幕末モノ書いてくれないかな。2012/09/13

チノ

5
★★★★☆歴史上の事件について、様々な人が大胆な仮説を立てながら真相に迫っていく短編集。軍師というよりは探偵というような立場。全ての話しが興味深く、面白かった。今まで戦国時代の小説ばかり読んでいたが、幕末の小説も読んでみたいと思った。この小説の中では、徳川慶喜将軍を小物のような人物として描かれていたが、実際はどうなんだろうと興味が湧いた。2021/05/15

Stella

5
官兵衛が桶狭間の勝利を演出した者を、不昧公が利休切腹の謎を、海舟が龍馬暗殺真犯人を……と、戦国時代から明治時代の著名人が、歴史の謎を解くミステリ短篇集。2012/05/10

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